ハマフエフキのお造り&天ぷら ♪

86、81、63cmの3匹を持ち帰ってきて、すぐ毎年ハマフエフキを喜んで
貰ってくれるご近所さんにお好きなのを選んで~とお裾分け → 81cmの
個体を持って行かれ自宅に残ったのはこれら2匹。
やっぱりこ~やって86cmと63cmを一緒に並べてみると一回り以上の差が
ありますねぇ。63cmの方がやたら小さく見える、、、
早速捌いてみると、おそらくお腹がパンパンだった86cmの方がメスで
63cmがオスだろうと思っているとその逆で大きい方が白子ギッシリの
オス、小さい方がメスでした。


そしてどちらもイトヨリダイみたいなラード状に白い内臓脂肪がタップリ
入ってて身も非常に締りが良く薄っすらサシが入っております。
実際にサク取りすると2匹とはいえ相当量の身が取れた為、たくさん釣れたら
お裾分けして欲しいと伺っていた友人にも贈呈。毎年、ハマフエフキ作戦
は最低でも2~3回は出ているので初回でたくさんストックしとかなくても
大丈夫だろうと思い、最終的に自宅で数日以内に消費できる分だけ
キープとなりました。
新鮮な初物となれば当然生食は外す事ができませんからより脂の乗った腹身
をお造りに、背身はこの魚と非常に相性が良い天ぷらにしてもらいます。


皮はど~しよ~か?悩むも見た目がどこか奇抜カラーの蛾っぽいイメージが
あるので今回は全て引いてから調理する事に。
天ぷらは身を適当な大きさにカットしてから軽く塩をまぶして10分、、、水分を
しっかりキッチンペーパーで拭き取った後衣にくぐらせて170~180℃の
油で揚げてゆくだけ。市販の天ぷら粉を使えば更に楽チンです ♪
身が大きいからと言って分厚くカットしてしまうと火の通りが悪く、また食べる
際にもボリュームがあり過ぎてすぐ満腹になってくるのでやや薄めがお勧め
かな?そちらの方がパクパクと量が食べれます。
お造りも1スライスが大きい為、普段よりはやや薄めかつ量もちょ~ど
食べきれる程度で出してもらいましたっ。(笑)

ハマフエフキのお造り&天ぷら ♪
この魚はマダイなどと一緒でサイズが大きくなればなるほど大味になって
くる傾向があり、お造りなど生食で楽しむなら50~60cm台の個体がベスト
とわたくしめは考えております。
まさにそれを証明するかの如く86cmの身は薄っすらサシは入ってはいる
ものの、身の繊維が粗めな印象で63cmの方はサシの色も濃く、身は
とてもきめ細かで引き締まってる感じ。
あはは、なので自宅用でキープしたのは63cmの個体の方!(爆)



醤油でもポン酢でもよく合うハマフエフキですから今夜は気分的にサッパリ
頂きたくポン酢&もみじおろしで~ ♪
フレッシュな薬味をタップリ添えて頬張ると、程良い弾力感の身から
ほんのり甘味を伴った旨味が溢れてきてとても美味しい。止まらないよ~な
暴力的なアタリや見た目からは想像付かないほど淡泊でお上品なお味で磯臭さも
皆無!夏に釣れる白身魚の中ではマゴチと並んで常に上位にランクインですね。
お気に入りの配合で作った天つゆに大根おろしをたくさん入れて頬張る
天ぷらも言うまでも無く格別!我が家ではハマフエフキの加熱ディッシュ
となれば天ぷらかフライのどちらかになるのがほとんどで、それだけ
リピートしたくなる安定の美味しさと言えます。



うわぁ~ ♪ 毎度の如く感動のお味。(笑)
1匹釣れたら結構な量の身が取れる魚ですからまだ天ぷら未体験の方には
ぜひとも試して頂きたい超~お勧めディッシュでございます。
シンプルに岩塩で頂くのもまた最高です。
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