86、81cm ハマフエフキ撃沈! 高知県・大月町 / 柏島

暑い時期の夜戦は毎回この時間帯に渡してくれたら最高なんですけどねぇ ♪
今日は平日な上、我ら以外に夜戦のお客さんは居なかったらしくお好きな時間で
いいですよ~と言って下さり午後16時半過ぎの出船。
車から渡船へ荷物を移し替える作業だけで汗が噴き出してくる気温、、、今で
こんなのだったら真夏になるとど~なるんだろう!?久しぶりに冷夏が
訪れてくれる事を毎年祈ってはきているものの、あはは、現実は年々平均気温が
上昇して蒸し暑いを通り越して焼けるよ~な暑さに、、、
この時間の渡しならセッティングを済まして少し一服したら即夕マズメとなり
攻撃開始できるので、無駄に炎天下に晒されず身体的にもほんと負担が少なくて
助かります。磯に上がったらゆっくりかつ入念に1つ1つのセッティングを
済ませてゆき、全て終わった午後18時過ぎに1投目となりました。



「柏島」
今回が待ちに待ったおニューのタックルコンビネーション、スピンパワーSC
425X4&ツインパワーSW 14000PGの初陣でございます。
特にリールのツインパワーSWの方はPEラインを巻くか?普段愛用中の極太
ナイロンを巻くか?悩みに悩み、事前に戻りカレイ作戦に持ち出しまでして検証
→ 最終的にナイロンラインでしばらくやってみようとなり今回は石鯛ライン
22号を巻いて参りましたっ。
午後20時が近付き戦場は完全に真っ暗になりましたがアタリがありません。
時期的にもまずボウズは無いだろうと思い、毎度の如く60cm未満の個体は全て
リリースしようと相方、SurFreyjaの“マダイ師匠”と決めてきたものの
、ここまで反応が無いと最初に釣れた1匹がもし50cm台でもとりあえず
キープしておいた方がいいかなぁ~と弱気になってきます。(爆)
攻撃開始から2時間、ウツボらしき小刻みかつしつこくノックするアタリが
お互い1回のみ出ただけで他はひたすら沈黙、、、途中でエサのチェックを兼て
回収してみるも何かに突かれたよ~な形跡すらなくそのまんま、、、
時計を見ると午後20時24分。
あと6分して半になったら再び打ち返そうと決め、アルコールでエナジーチャージ
中のマダイ師匠と驚くほどのアタリがありませんねぇ~と話していると、
ジャリ~~~ン!!!
突然、尻手ロープに付けた鈴の音がもの凄い悲鳴を上げると共に、
ガシャ~ン!
X4が一脚の上でシーソー状態に!?
竿を持つと極太の竿がグンニャリ弧を描きリールのハンドルは強くロックされて
いる感じで巻き辛いものの、根性でゴリ巻き開始!それでも数回ハンドルが
巻けないくらいの馬鹿力で締め込まれ竿を持ったまま耐えるしかないタイミング
も到来し、ようやく水面まで浮かせてくると大きな白っぽい影がっ。


81cm ハマフエフキ撃沈 ♪
いきなりやって来たまともなアタリが目標の80cmオーバーの個体だなんて
、、、まだ信じられませんが、とりあえず良かった、、、
産卵の為に接岸している個体のよ~でお腹ははち切れんばかりにパンパンに
膨らんでおります。マダイ師匠の必殺凶悪ツールでバシッと魚を締めてもらい
血抜き → しっかり血が抜けるよ~に頭を下にした状態で置いて打ち返し。
期待してた夕マズメも一切反応が無いまま沈黙を保っていた戦場は渋いの
ではなく、ただ魚が回ってきてなかっただけなのかもしれません。
その証に一段落ついて岩に腰掛けて冷たい飲み物を飲み始めた瞬間、
ガシャ~~~ン!!!
またまたもう1本のX4が何の前触れも無く吹っ飛ぶかのよ~にシーソー!
竿を起こそうと尻手ロープを外して持ち上げるももの凄い力でなかなか起きて
くれない中、ここでも力勝負で無理矢理起こしてリーリング開始。
抵抗はさっき撃沈した81cmの個体とほぼ同じ感じで数回ハンドルがロック
されながらも根周りへ走られないよ~に竿で抑えてゴリ巻きランディング!
タモを入れて下さったマダイ師匠からこいつはさっきのよりデカイぞ!という
言葉と共に足下まで引き上げられた魚は、


86cm ハマフエフキ撃沈 ♪
感無量でございます、、、
さっきの撃沈から15分も経たないうちのアタリ、おそらく同じ群れの魚。
サイズがサイズだけに群れを成してたのかは分かりませんけど、確実に
大型が回ってきているよう。
短時間に立て続けでアタってきた大型の本命2匹を相手に結構ヘロヘロになって
しまったJCA、、、この調子でアタリが出ると対応しきれないと思い竿数を
減らしてしばらく休憩タイムを設ける事に。
ハマフエフキ作戦ってめちゃくちゃエキサイティングな反面、足場がフラット
ではない磯で踏ん張りながら力と力の勝負となる為、他の大物投げ釣りの
作戦とは全く異なり想像以上に消耗が激しい、、、あはは、ただ単に
もう若くないだけなのかもしれませんけど撃沈後の脱力感が半端ない!



撃沈した2匹、どちらの個体とのやりとり時にも知らない間に瀬ズレが起きて
いたみたく仕掛け側のスイベルとの連結部から上、約1m以上に渡ってラインが
激しく摩耗したりしててその修理も兼てX4を2本減らします。
ここから40分くらい再び沈黙となり、汗もひいて身体も落ち着いてきました。
午後21時50分となり、あと10分で午後22時ですね~と言ってる最中に、
未だ一切アタリが出てなかったマダイ師匠の竿が次々と吹っ飛び
60cmオーバー1匹を含め50cm台をメインに同時多発テロ状態に!?
チャリ~~~ン!
バシッ!
タモ無しで魚をぶり抜いておられるマダイ師匠の横でわたくしめの竿にも、



ど~やらかなり大きな群れが回ってきたよ~で、ギリギリ60cmに満たない
50cm台の個体が入れ食い状態に、、、エサを投入するとすぐアタってきます!
撃沈してはサイズを測って or 目測で60cm無いと思えば即リリースを
繰り返しながら63cm ハマフエフキのみキープです。
時合いは1時間くらい続き、午後23時過ぎにストップ。
日付が変わるってもたま~にウツボが出てきてちょっかいを掛けてくる以外は
沈黙を保っているので、ここで再び上げてあったX4を投入。

すでに大満足な気持ちではあるものの、せっかく遥々遠方まで来てるんだし
釣れるならもう1匹くらいデカイのをキープしたいなぁ~ ♪ 日付が変わるまでに
ある程度満足のいく結果が出たら、その後は帰りの運転に備えて少し仮眠しよう
と考えていたわたくしめですが、マダイ師匠もまだデカい個体をキープされて
ませんし最後まで粘ろうとなり気合いを入れ直して集中砲火。
が、しかし、竿先ライトが動いたと思えば全てウツボのアタリで何度も何度も
エサをついばんでは時々一瞬フワッと竿尻を浮かせてみたり、竿先を横へ
引っ張ってみたり、、、竿が吹っ飛ぶよ~な本命らしいアタリは皆無、、、
午前2時になろうとする頃に突如マダイ師匠の竿が勢いよく吹っ飛んでシーソー!
持ち主はアルコールの過剰摂取で気持ち良くおやすみモードだったみたく、
大声でアタりましたよ!と起こしてわたくしめはタモアシスト。

お腹パンパンの丸々肥えた72cmを撃沈されましたぁ ♪
単発っぽいアタリではあったけど、もしかすると近くにまだ似たよ~なサイズの
個体が回ってきてる可能性もありますからちょこっとドキドキ&ワクワク
しながらアタリを待ちます。
1時間、、、そして2時間が経過するもこの後はウツボすらアタって来ない
ままひたすら沈黙、、、当然ながらエサも綺麗に残ってきます。
渡船のお迎え時刻が午前5時過ぎでしたので1時間前の午前4時過ぎまで
がタイムリミット。最後にもう1回アドレナリン大放出の大アタリが出てくれる
事を期待しながら定期的に打ち返しをしましたが、、、その努力虚しくタイム
リミットまで何の反応も出ないまま終了、、、まぁ、こんなもんですね。

【使用タックル&仕掛け】
■ 竿: シマノ・'16スピンパワーSC 425X4
■ リール: シマノ・'21ツインパワーSW 14000PG
■ 道糸: モーリス・VARIVAS バーマックス石鯛遠投VA-G 22号
■ 仕掛け: 捨てオモリ仕掛け
■ ハリス: モーリス・VARIVAS 大物ハリス 40号
■ 針: がまかつ・タマンスペシャル 24号
■ エサ: ヒイカ、スルメイカ
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