マコガレイの数釣り ♪ 青森県・六ヶ所村 / むつ小川原港 (2日目)



「むつ小川原港」
日帰り温泉から戦場に戻って“Kenjiくん”のその後の様子を聞いてみるも、
一切何も釣れない状態のままと、、、周りもサッパリみたくこんな渋いのは
初めてだと何度もおっしゃってます。
言うまでもなくお風呂と買い出しに行ってる間放置してあったわたくしめの竿
にも全く生体反応も無く、回収してもエサはそのまま、、、ここで交代して
Kenjiくんがお風呂に行かれ、わたくしめはお留守番。(笑)
車内でリクライニングを倒して目を閉じるとのび太くんの如く数秒で寝てしまえ
そ~なくらいの疲労、、、もちろんほぼ徹夜に近い状態で戦っていたのも
ありますが、それより渋すぎて精神的に疲れちゃったって感じ、、、
気付けばもう午後16時になろうとしており少し前にKenjiくんも帰って
きてたよう。最新の天気予報を見てると今夜にかけて気温が急激に下がる
みたく予想最低気温は0℃!?
太陽が傾いてくると予報通り一気に肌寒くなってきて昨日は夜間も含め一度も
着る事がなかったダウンジャケットが必要になってきました。
お昼寝をしてる間にず~っと南寄りだった風も北西に変わって時折ボワッ、
ボワッと突風混じりで強く吹き付けて外に出るのが億劫になります、、、
再度最新の天気予報をチェックしてみると、一応日が暮れた辺りから徐々に
落ちて日付が変わる頃には無風状態になる感じ。

位置的に北寄りの風は正面~横風になるので少しでも飛距離を稼ぐべく
デルナー天秤など固定式L型天秤&ショート仕掛けと先オモリ遠投仕掛けを
メインに投点を計算しながら風に乗せてファイヤ~!
↓


おっ、人間にとってのコンディションは戦い辛くても魚の活性は上がって
きてるのかな?日暮れ時刻が近付くにつれ昨日よりアタリは多い ♪
魚が爆風に煽られております。(爆)
冬の宇和海なんかもそ~ですけど、魚っ気があれば爆風でも大雨でも根性で
打ち返しちゃいますから、この時間帯を無駄にしないようせっせと打ち返し。
グッ、グググ~ッ!
グッ、グッ、グイイイッ!
薄暗くなってくると更にアタリは多く、かつ重量感もアップ。


43cm マコガレイを最大に40cmオーバーもちらほら。
やっとこの戦場のポテンシャルを少しずつ実感できるよ~になり、それと
同時に日が暮れてゆきました、、、
いよいよ本番!もっと食い気が立つ事に超~期待する中、あららっ!?
午後19時にはコンスタントに出ていたアタリはまた遠退いてしまいました。
夕マズメの短い時合いだったのか?
暗くなると一気に気温が下がって極寒の世界に、、、
車内で暖房をギンギンにして30~40分おきに外へ出る際には完全
防寒でないと凍える寒さ、、、車のスピードメーター横に表示されている
外気温はもう2℃になっております。
今頃のカレイ作戦となると一般的に花見ガレイと呼ばれるのに、まだまだ
北日本は春は遠いなぁ、、、そんな事を考えながら定期的に打ち返しを
しますがサッパリ。一緒のタイミング or わたくしめが車内で暖まってる
時にもKenjiくんも定期的に仕掛けをサビいたりしてるものの、毎回
全然です~という返事、、、
午後22時になると風はほぼ無風になりキャスティングにおいてなど非常に
戦い易くなってきましたが、その分冷え込みは増して外気温もついに0℃。



初釣りで行った北海道や前回ココへ来た時も余裕でマイナスになってましたし、
0℃と言っても防寒対策さえしてれば大した事ない!?あはは、その防寒対策
がですねぇ~、、、4月だし大丈夫だろうとシマノの極寒気温に耐えれる
防寒スーツは嵩張るので持参せず、普通のダウンジャケットにヒートテックで
いけるでしょ~と来たもんですから正直、長時間外に居ると寒過ぎっ!(爆)
今夜も昨夜同様渋い状態のまま終わっていくのか、、、
半分あきらめモードになりながらとりあえず睡魔が襲ってくるまでは悔いが
残らないよ~頑張ろうと30分おきにセットしてあるアラームに従いながら
打ち返し&様子を見てると、日付が変わった午前1時過ぎに急にほとんどの
竿にズッシリとした重量感がっ!?
グウ~~~ッ!
ガンガン、ガンッ
根掛かりでも流れ藻でもなくどれも確実に魚の生体反応 ♪



グッ、グウウウッ!

一番大きな個体でも微妙に40cm無いよ~な感じではあるけど、食い気の
スイッチだけは入ってるよ~でご覧のよ~に1匹が針2本共飲み込んで
しまってるケースもあれば、ダブルで撃沈など何がトリガーになったのか?
不明なまま入れ食いタイムに突入。
寒さなんぞそっちのけでここぞとばかりに必死に打ち返し → 数だけは稼げるも
、全て似たよ~なサイズばかりで40cmオーバーは1匹も出る事無く時合いは
2時間程続いてフェードアウト。
2人共ドッと疲れてが出たのか?知らないうちに爆睡してしまい、、、
夜明けを迎えました。
放置プレイだった仕掛けを全て回収してみるも、あれからは沈黙の海だった
よ~で魚は付いておらず、、、ココの朝マズメってあまり食いが立つ印象が
無い為、期待せずにとりあえず新しいエサに交換して打ち返し → 再び30分
車内でくつろいでから竿を持ってみると、
グ~~~ッ!
えっ、時合い?



また釣れるよ~になりました。(笑)
魚の顔が見れるのはめちゃくちゃ嬉しい事なんですが、ここまで時合いなど
パターンが読めないのは初めてかも?まぁ、そもそも自然を相手に完璧に
パターンを読もうとする事自体が不可能に近いんですけどねっ。
暗いうちに1匹、そして明けてからもう1匹と30cm台のアイナメも混じり
、またアイナメ?と思えばホッケも、、、ほんとにいろんな魚種が居ます。
Kenjiくんもいつもと違って全く読めない2日間だったと首を傾げながらも
連発するアタリを楽しんでおられますねぇ ♪


おそらく今までの流れだと続いても2時間がMAX → 午前8時までが勝負と
思いラストスパートを掛ける2人。
しかしながら午前8時を過ぎても今回はダラダラ釣れ続け、時間の経過と共に
むしろ良くなってきてるよ~な気も!?
ええっ、もうちょこっとで撤収しないといけないのに超~運が悪い、、、
持参した活きたアオイソメだけは残り少なかったので使い果たしてしまおうと
おもいっきり房掛けにして次々投入。



最後の最後にグイグイ締め込みおもいっきり暴れながら上がってきたのは
52cm アイナメ、、、こやつが長寸で言えば本遠征で最もデカい魚と
なったかな、、、ちなみにタモの出番は一度も訪れませんでした。(泣)
帰りは青森空港を午後12時55分発の便を予約しており、途中クロネコセンター
で荷物や魚を送ったりする事を考えると遅くても午前10時には戦場を後に
しないといけなかった為、それに間に合うよ~に片付けて撤収。
Kenjiくんはお昼過ぎまで粘るみたく現地にて解散となりました。
本命のマコガレイはサイズはパッとしなかったものの、2日目はまあまあ
数釣りが楽しめましたし撃沈した魚はどれも体力が回復して身質も前回より
遥かに良い印象。釣果の大半は注文を受けていた友人宅へ直送する予定ですが
、自宅用にも数匹キープしてますからFISH DINNERが楽しみです ♪

あと、昨年の4月以降によく釣れたと聞いて密かに狙っていたターゲットは
残念ながら顔を見せてはくれませんでした。
【使用タックル&仕掛け】
■ 竿: シマノ・'05スピンパワー405BX-T
■ リール: シマノ・'03パワーエアロ
■ 道糸: 東亜ストリング・レグロン インターナショナル 3号
■ 仕掛け: 吹き流し仕掛け
■ モトス: クレハ・シーガー船ハリス 8号
■ エダス: ゴーセン・アクアキングGP 5号
■ ハリス: クレハ・シーガーグランドマックス 5号
■ 針: がまかつ・トーナメントカレイ 15号
■ エサ: アオイソメ、塩イソメ
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