前代未聞!!! 長崎県・福江島 / 玉之浦 (2日目)

1回目の目覚ましチャイムでキッカリ起床&早朝は少々肌寒くなってきてます
ので上下モスシールドで固めた上から軽~くレインウェアを羽織って“Y名人”
と気合いを入れて戦場に突入してみました、、、がっ、
朝マズメ前から頑張っているもののな~んもアタりません!?
いやっ、実はここ、、、昨日の午後からの戦場とは違うんです!
昨夜、夕食後部屋で飲みながらY名人と再び作戦会議をしてると、ど~もデカい
キスが出る戦場って立て続けにポチャ~~~ン、ポチャ~~~ンとしてたら
時間刻みで渋くなる傾向にある!となりせめて午前中だけはあえて外して戦場を
休ませ、午後からとなったんですが今居る所はサッパリ、、、昨日の場所から
めちゃくちゃは離れてもいないのに小さなオキエソとトラギスが1匹ずつ来た
くらいで後はエサがそのままず~っと残っています。
広域エリア的にも水深的にもほぼ一緒のコンディション、その上マズメ時期でも
生体反応無しとなると、、、やはり関係してるのは潮かな?


どれだけ集中して打ち返してても反応が出ないので、どちらかと言うと普段から
じっとしてられない性格な2人ですし、いつの間にかやっぱり昨日あれだけ
アタって来たんだから、ちょっとやそっとじゃ居なくならないやろ~~~ ♪
と、基本的な考え方から180°スイッチしてここを撤収!
なんたる変わり身の早さ!(爆)
そして、
午前7時半頃には昨日の戦場で攻撃再開となっておりました。


「玉之浦」
Y名人とも話してたんですが、特に巨大シロギスが射程に入る戦場ってこの数年
で激減しているのもあり戦場の場荒れを防ぐ為、また今後必要になる時まで
生かしておく為にも「玉之浦」より後の地名は控えさせて頂きますねっ、
ごめんちゃいっ!
雰囲気はある程度描写できますので、簡単に書いてみますと水深はご覧のよ~に
足元付近は干潮時にはうっすら底が見える感じで一気にでは無くだんだん深く
なっていってる斜面のよ~な海底ストラクチャー。
ごく稀に引っ掛かるシモリ?らしき部分が見受けられるものの、そこまで気には
ならないやや泥混じりの砂底?でちょこっと向こうまで行くと養殖のイケスが
見えたりもするので最深部はそこそこありそうかな?
昨日の記事の冒頭にも触れてましたが、やはり個人的には潮以外に風の強度と
風向きも少々関係してるよ~にも思えて仕方ないんですよね~、、、
まっ、こんな感じですわ。(笑)
扇状に射程範囲を設けたい為、それに沿った位置に三脚をセットしY名人と
ミックスで仕掛けを投入していきます。ちなみに現時点で潮はトロトロ動いてる
状態にあり複雑な潮目があちこちに形成されつつある時間帯って感じ!
2人共全ての仕掛けを投げ終える前からアタリが連発です!?
ブルブルッ、、、ジイイイ~~~ッ!
ジジッ、ジイイイッ!
リーリング最中からグイグイ締め込みつつ首を振っている、、、



戦闘開始いきなりハイテンションですわ~ ♪
それも昨日と同じ?いや、26~28cmアベレージに実寸30cm前後の個体
が混じってと大キスちゃんのハーレムに来ちゃった!?
アタリはまだまだ続き、もの凄いケースでは着底と同時に勢いよく糸を引っ張り
出していくってのも多々ありY名人も驚きまくっております!過去20年以上、
いろんな所で巨大なキスを撃沈されてきておられるY名人でさえ、これは稀に
見る爆釣じゃ、、、と。
7月までに訪れた際には単発で26~28cmくらいのがアタっては来るものの
2本針の吹き流し仕掛けに同サイズがダブル~ってなのはまずあり得ません
でしたし、過去にもここまでは、、、
だからと言って今年は「玉之浦」は例年よりめちゃくちゃ渋いとは言えても、
決して当たり年とは言えたもんじゃありませんし、もしかしてまさにこの
ピンポイントだけ!?ほんとにここだけっぽいかも。
とにかくあり得ない頻度でバンバンとアタってきます!
ジ~~~~~~!!!
ジイイイッ!
カンカンカンカン、ジイイイ~~~ッ!
冗談抜きですぐアタるので竿数を減らして対応、、、ありえん!

撃沈する度にクーラーをラッチを開いて投入して、また閉めて、、、な~んて
やってると中の氷も早く溶けてゆきますし効率良く戦う為にも水汲みバケツに
一旦ほ~り込んで、、、とやりとりしてるうちにあっという間に、
↓

満タンにっ ♪
Y名人もこれはありえん釣果じゃ、、、と何度も連呼しながら次々と大キスを
撃沈中!もちろん中には20cmちょこっとって個体も混じってるものの、最小
アベレージサイズが26cm前後なので仕舞には30cmくらいの個体が釣れて
やっと大きいかな~?と思えちゃうくらい!
目が慣れて感覚がマヒしてきてます。(笑)



若干ではありますが、アタリの出る頻度に波はあるもののほぼコンスタントと
言っていいでしょう!ちょ~どJCAが30cmジャストの個体を5匹?程撃沈
した頃に、更に鋭く、超~高速で走り出す大きなドラグ音がっ!
ジャアアア~~~ッ!!!
かなりの勢いでラインを引っ張ってゆき、アワせたらズッシリと重量感!

LOVELY~~~ ♪
まぁ~た出ましたで~~~!!!
34cmギリギリ無い?巨大シロギス撃沈。
アタリが連発しだしてから約1時間ちょこっと後くらい?だいたい3回くらい
アタリの頻度が多くなったり、少なくなったりと波を越えた辺りの時合いかな?
こんなサイズが普通に、、、それもあっさり釣れちゃっていんでしょ~か!?と
正直、わたくしめ自身驚きが隠せません。
ここまでになるとシルエットはカマスみたいですね!(爆)
Y名人が硬直して縮んでしまう前、できれば今日中に魚拓を取ってしまった方が
いい!とおっしゃりウロコが飛ばないよう海水で濡らしたタオルでそ~~~っと
、そ~~~っと大切に包み直に氷が当たらないクーラーの中へキープ。
まだまだけたたましいアタリは続き、それから30分もしないうちに今度は
Y名人が立て続けに33cmオーバーを2匹撃沈!

す、、、凄すぎ!!!
なんというポテンシャル、、、
それでもまだまだ終わらず、Y名人も30cmオーバー更に追加!
もう何が何だかわからなくなってきた午前10時、2人して目標は達成できたし
しばらく休憩しようとクーラーに腰掛けてY名人はエネルギー源であるビール、
わたくしめはコーヒーを飲みながらチョコレートやらパンを頬張る事に。
この時点で最初1人あたり5本投げてた竿が2本に、、、合計4本で戦いながら
これですから爆釣としかい言い様がありません!そして、2人共の竿の竿先を
ノックしたりとアタリが出ているのは分かっていながらも放置しつつ休憩&
落ち着こうとしてると、
ウイイイ~~~ン!?
わたくしめのスピンパワーの竿先がかなり深く押さえ込まれました!

あれまぁ!?もう1匹巨大サイズがっ、、、
さっきの1匹で十分過ぎるくらいなのにっ、合計4匹も!?
まさに、
“Once in a blue moon!”
そこでY名人が、おそらくずっとやってたらまだアタリは続くだろうがこれ以上
数を釣るより早めに切り上げて宿でゆっくり時間を掛けて魚拓を取ろう!と
提案され、それに同感なわたくしめでしたので即、片付けモードに入って
午前11時過ぎには終了。
全て荷物も詰め込んで車を発進させた時点で午前11時40分でしたので、実質
この戦場で4時間も戦わなかった事になりますが、前代未聞の釣果!

せっかくの釣果ですしY名人にも入って頂いてカシャっと ♪
お土産FISH MEALとしても贅沢すぎるサイズのキスちゃんばかりですし
、、、一体この夏の間に「玉之浦」のこの海域で何が起きたのでしょうか、、、
まさに地球が持たん時がきているのか?(爆)
この続き、部屋に戻ってからの様子もすぐにアップしたと思ってますので
お楽しみに~~~ ♪ まずは何より興奮を覚まさないとっ!
「玉之浦のどこっ!?」と思った貴方!これ押してちょ →
