タイトルを見て、えっ、道北の稚内!?確か女満別空港だし道東オホーツク海で
やるのでは、、、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そう、昨日は女満別空港に午後14時キッカリに到着しそのまま空港から車で
40分以内に行けちゃう網走市内の戦場へ直行&日が暮れるまでの約4時間近く
みっちり竿を振り倒したJCAでございます。
結果、何とか日暮れ間近に1匹撃沈できてホッと、、、
これはもしかすると朝マズメの方がベター?勝手にそう思い込み昨夜は
網走市内の御用達のホテルへチェックイン。今回は2連泊予約してる
のもあってできれば近場範囲内でそこそこ釣果が出せたら最高なんだけど
なぁ、、、に午前2時半に起床して再び同じ戦場へ繰り出して参りました。
「オホーツク海」 戦場に到着した午前3時過ぎはまだわたくしめ以外に車は1台しか止まって
無かったのに半までに続々と入ってきてあっという間に駐車スペースは満車
状態&みなさんそれぞれのペースで下りて来られますが最終的には
ざっと数えて見える範囲で30人くらいは居たかな。
で~~~、結果的には激渋でおそらく誰一人魚を掛ける事はなく4時間以上
無の世界、、、午前8時頃になるとみなさん帰られて残ってるのはわたくしめ
含めて2~3人でしたが、ランガンしながら彼らに近況を含め伺ってみると
やはりサッパリとのこと、、、周りも誰一人釣れてなかったよう、、、
お話させて頂いた方は地元でほぼ毎日来られてるみたいなんですが、確かに
GW明けからポツリ、ポツリ上がり始めて10日前後はとても良い日が
あったものの、そこからず~っと下り坂でここ数日は下手すれば全体で1本
上がるか上がらないかの確率になってしまってるよう、、、
また明日の朝来ます!とおっしゃってましたが、関西から遠征してる
わたくしめ的には限られた時間の中、今日もこれから終日粘っても
この雰囲気なら正直微妙、、、
一旦、午前9時にホテルに戻って朝食を食べながらどうするべきか?熟考、、、
海のコンディションをネットでチェックしながら向かった先は、
道北エリアでした!(爆) ってゆ~か、同じオホーツク海でも他にサーフはアホみたいにあります
からその辺を冒険してみるのも良かったんですけど、とりあえず今日は
ある程度土地勘があるエリアにしないと時間が無くなってしまうと判断
→ 網走市からカーナビでちょ~ど300kmの遠別町を目指しました。
もちろん道中、湧別町や興部町のサーフで竿を振ってる方を見かけては
車を止めてどんな感じか?伺ってはみるも、やはり日によってムラが
激しく先週はちょこちょこ上がってたけどここ数日はサッパリという
似たよ~な答えが返ってきました。
結局山越えをする為の分岐点までやって来てしまい、車をそのまま走らせて
目的地の遠別町には午後14時前に到着、、、あはは、高速もありませんし
そこそこスピードは出してたもののど~しても3時間では厳しく4時間
近く掛かっちゃいますねぇ。
そして長距離運転に更に追い打ちを掛けるかの如く海岸線に出てみると、
大シケ状態、、、 えええっ、、、調べる限り南西の風が若干強いものの、波は0.5mとなってて
大丈夫と思ったのに海は濁って危険なレベルのウネリを伴った真っ白な大波が
ザパ~~~ン、ザパ~~~ン!と打ち付けて一目見れば誰しもがアウトと判断
する状況、、、終わった、、、(泣)
ここから再び今朝の戦場まで戻るとなると午後18時を回ってしまい釣りも
ほとんどできないまま1日棒に振るよ~な感じになりますから、こ~なりゃ
最北端まで行ってやろう!と更に北上してこの気象状況でも少なくとも釣りが
成立するであろう前回メインで戦った
「稚内市」の戦場を目指す事に。
「日本海」
ようやく再びタックルを持ってサーフに立ったのは午後16時過ぎ。
釣り人の姿は皆無で釣れてるのかど~かは分からないけど、時間が無いので
すぐにキャスト&リトリーブを繰り返しながらランガン開始。
1時間以上同じ動作を繰り返しながら歩いてきましたが、一向に生体反応が
ありません、、、わたくしめの中では今時期だと一定の魚影の濃さがある戦場と
信じているだけにどうしちゃったんだろう?と焦りと不安が込み上げてきます。
また上の写真ではちょこっと分かり辛いかもしれませんが、同じ道北エリアの
遠別町界隈が強風&大シケだったのもあり、ココもやや出し風気味には
なってても決して心地良い凪の環境ではなく時折斜め左からの突風が吹いて
きてキャストした瞬間もの凄い糸フケができたりもしてる最中、
キャスト
→ 糸フケを最小限にする為に着水する直前やや早めにベールを
戻してリトリーブに入ろうとするも、あれれっ!?どれだけ巻いても弛んだ
ままでなかなか糸が張れません、、、おっかしいなぁ~、、、そこまで糸フケ
を発生させてないはずなんだけど。
ようやく糸が張ったと思えば、
グイイイッ! えっ、ひょっとして魚がアタってる!?
ここらのアベレージサイズでもある50cmに満たないいわゆる小ザクラと
呼ばれるサイズではありますが、
44cm サクラマス撃沈。
ど~やら着水と同時にアタックして走ってたようです。
何はともあれこれで一応ボウズ逃れ、、、網走市から遥々遠くまで走って来た
甲斐がありました!?あはは、正直1匹本命が釣れたのはとても嬉しいけど
小ザクラでは、、、複雑な気持ちになりながらも魚は多かれ少なかれ確実に
居るって事は分かりましたから日暮れまであきらめずに頑張りましょう。
まずはアタってきた投点付近を徹底的に探ってから後が続かないので移動開始
→ 50mくらい沖に砂が盛り上がって薄っすら黄土色味掛かってる部分の
向こうへルアーを投入してその奥と手前のやや深みになってる部分に潜んで
ないか?と入念に探っていくと、
移動を再開してから10投もしないうち、
ドン!グゥ~~~ッ
もう1匹追加 ♪ さっきよりほんの少し大きい
46cm サクラマス。
むむむ、毎年60cmというサイズを1つの目標に据えて頑張っているはずなのに
50cmの壁すらクリアーできないこのもどかしさ、、、まぁ、サイズを求める
なら戦場チョイスからここではなく他へとはなるものの、今日はまだ釣りが
成立してるだけマシと考えるしかありませんね。
気付けば太陽も西の空、かなり低い位置まで下がってまもなく午後18時。
でも、考えてもみればココに来てからまだ2時間しか経ってないのに本命を
2匹キープできてるなんて凄い事なのかもしれません。
日暮れ時刻が大体午後19時となってますからこの辺で折り返してエントリー
地点まで戻っていくのがちょ~どいいかな?と思い、気分転換も兼てルアー
をジグミノーからジグにチェンジして遠投&広範囲を探っていく戦術に
切り替えます。マズメに効きそ~なカラーをメインにファイヤ~ ♪
竿を通して手に伝わってくるアクションしている振動を感じながらミディアム~
スローリトリーブを中心に丹念に探ってくるも反応無し、、、
折り返し地点から結構歩いてきいたもののあまりにも静か過ぎる時間が流れて
いるので、ここでまた2匹撃沈できた愛用のジグミノー、サムライにチェンジ
してしばらく打ち返してると波打ち際から少し向こうの辺りまでルアーを
引いてくるとゴツン!と一度衝撃がっ。
その直後に近くでフワ~~~っと波紋が広がったので魚かな?そう思い
すぐさまちょい投げ&スローで引いてくるとまたゴツン、、、めちゃくちゃ
気になってまたまたちょい投げ&今度は速めのテンポでリトリーブしてくると、
ガガンッ!!! バシャ、バシャバシャ 食ったぁ~!
55cm サクラマス撃沈 ♪
ほんと波打ち際すぐでヒットしてから暴れたと思った時にはすでにランディング
直前の状態まで寄ってきてました。(笑)
だけど、波打ち際って引き波時に魚をランディングしよ~とするとかなりの重量
が掛かってバラしてしまう時もあったりするので押し寄せる波に乗せてゆっくり
ずり上げ。キラキラとシルバーに輝く魚体を見ると共にこやつは50cmは
超えてるでしょ~と安堵。
ウェーダー履いてたら余裕で入っていける足下近くの浅~い所で小魚を
追いまくってるサクラマスを過去に何度か掛けた事もありますから毎回実感
させられますけど、最後の最後まで気を緩めたらいけない作戦ですねっ。
短時間で3匹も撃沈できるなんてやっぱりポテンシャル高いわ~ ♪
ルンルン気分になりながらテクテク歩いてキャスト&リトリーブ、、、
ドン!?
52cm サクラマス撃沈 ♪
立て続けにまた1匹釣れちゃいましたぁ。
感無量でございます、、、朝イチからオホーツク海をハズして希望を
抱いて遠別町に行ってみれば大シケ、、、完全にあきらめモード?半分
やけくそになりながらやって来た場所で釣果を出す事ができるなんて、、、
夢にも思わなかった結末ですわ ♪
魚を締めてからエントリー地点まで戻って真っ暗になるまでひたすら
攻撃して午後19時40分終了。
帰りはすぐそこの山を越え猿払村に抜けて海岸線を走るオホーツクライン
をただただ真っすぐ南下!夜間とゆ~のもあって交通量も非常に少なく
オール下道だったものの300kmの道のりをあっという間にっ!
だけど、ホテルの部屋に戻ると一気に疲れが出てきました、、、(笑)
【使用タックル&仕掛け】 ■ ロッド: シマノ・カーディフ モンスターリミテッド DP107MH
■ リール: シマノ・'22ステラ 4000MHG
■ ライン: モーリス・VARIVAS スーパートラウトアドバンス MP PE 1.5号
■ リーダー: モーリス・VARIVAS VEPショックリーダー 25lb.
■ フック: がまかつ・TR-25 ダブル 1/0
■ ルアー: コジマクラフト・サムライ カスタム100R
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