クエの赤ワイン煮 ♪

丸2日間かけてやっとこさ解凍できた特大なクエのサク。
スライスしても1切れがめちゃくちゃ大きく今夜のFISH DINNERには
デカ過ぎたので更に細かくひと口大にカット。横で見てると密かにクエ鍋が
食べたくなってリクエストしてみましたが、こんな暑い時期に鍋は嫌や~と
一蹴されちゃいました。(爆)
じゃあ一体何を作るの?
聞いてみたところ、正直今回作ろうとしているディッシュもどちらかと言えば
寒い時期によく出てくる?部類になりますし鍋と変わらんやん!そう思うも、
クエ = 鍋という定番的な食べ方ばかりだとさすがに飽きてもくるからと
早速オリーブオイルを敷いたフライパンの上でクエが焼かれてゆきます。
ほぼ同時進行で圧力鍋の中で同様にオリーブオイルを少々入れてから
スライスしたタマネギ1個を軽く炒めます。
どちらも準備ができたら圧力鍋にクエを入れて小麦粉60gをかけて、続いて
4等分にしたトマト1個、スライスしたニンニク1片、トマトペースト小1、
ローリエ2枚、コリアンダー小1、タイム少々を加え500mlを約半分に
なるまで煮詰めておいた赤ワイン、水400ml、濃縮フォンドヴォー2パック
注ぎます。一応作る人数分の目安で1パック2人分程と書かれてたので!


↓


名前自体はみなさんもどこかで聞いた事あるはずのフォンドヴォー、、、
スーパーのカレールーなどの置いているコーナーによくフォンドヴォー入り
カレーなどと書いてあるルーが並んでたりしますが、密かにフォンドヴォー
単品を探してみるとこれがなかなか見つからないんですわ!?ようやく
輸入食品などをメインに取り扱っているお店で見つけて購入。
そして更に乱切りにしたジャガイモ2個、ニンジン1本を加えてフタをしたら
一気に加圧すること30分。加圧が終われば自然放置で圧を下げて、一旦
中の食材を全て取り出しソースだけを再度火にかけて煮詰めて完成。
器に食材を盛り付けトロトロになったソースをかければ頂きま~っす!

クエの赤ワイン煮 ♪
レシピも本場のフランス人シェフによるもので、向こうではみんなに親しまれて
いる定番料理の1つになるのがこの赤ワイン煮。
まるでビーフシチューのよ~な仕上がりですね。(笑)
だけど、よ~く見てみるとビーフシチューよりソースは少なめでかつとにかく
クエの身がヤバイくらいホロホロになって盛り付ける時点から細かく崩れて
ますわ!?あれだけ弾力があるしっかりした身なのにここまで柔らかく
なってしまうなんて、、、さすが圧力鍋ですね。
以前、スペアリブ風にしてもらった時は加圧時間がそんなに長くなかったので
身もまだ弾力が若干残っていたけど、30分も煮込めばこんなに!?


フォークで食べようとすると野菜類はかろうじて突き刺す事ができるので
大丈夫なものの、クエは突き刺そうとすると崩れてしまうのでまさにビーフ
シチューの如くスプーンメインで頂く事に。
お味はデミグラスソースに少し近い雰囲気のソースでクエそのものの旨味も
ちゃんと堪能できる美味しさに。どうしてもシチューをイメージしながら食べて
しまいますから食べるとあれっ?ってなるけどなかなかイケてます。
赤ワインとフォンドヴォーベースにハーブもタップリきかせた味付けは
どちらかと言うと日本ではなく欧州などで好まれそ~なお味かも!?
「これぞ本場の味?」 と思った貴方!これ押してちょ →
