60cm サクラマス撃沈! 北海道・稚内市 / 日本海 (2日目)
待ち合わせが早朝とゆ~より真夜中だった為、昨夜は作戦終了後市内にある
日帰り温泉に行って温まってから夕食 → 先にコンビニで買い出しを済ませて
遠別町へ向かいました。
大型駐車場がある道の駅に到着し車内でしばらく仮眠してると相方でもある
SurFreyjaの“シロクマさん”が到着&早速このまま戦場へ向かおうと
なりますが、、、予報にも入ってて覚悟の上ではあったけど、
もの凄い雨!
午後22時頃から降り始めて日付が変わったくらいから激化!事前の予報では
翌朝午前7時頃までには上がるよ~になってたのにいつの間にか午前11時まで
延びちゃってますわ。それでも戦場にはすでに車が2台止まっておりみなさん
気合い入ってるなぁ~と言いつつここでしばしゆっくり → 午前3時過ぎに
突入となりました。
前回の遠征で思わぬ爆釣劇を堪能させてもらったこの戦場。昨日は機内から
海岸線のコンディションをチェックしたかったものの、終始雲に覆われてて
下の景色が見れず結局車で見に来てみるも濁りが酷くて断念、、、あれから
12時間近く経ってますしきっと濁りもマシになっているだろうと信じて
薄暗いうちから攻撃開始です。
アタリが無い、、、
夜明け時刻を迎えても一切反応が無く、朝マズメもあっけなく終了。
雨天なのでなかなか明るくならずよく分からなかったんですが、確かに昨日より
濁りはマシになっているものの沖の方まで広範囲に広がったのか?一帯の
水の色が微妙に乳白色っぽくなっちゃってます。
何となく釣れそうにない雰囲気ですよね~と話しながらも午前6時過ぎまで
粘りましたが、状況は変わらずここで見切りを付けて他の戦場を見て回る事に
、、、うむむ、4~5ヶ所訪れるも、やはり同じ海岸線上にある戦場ばかり
なのでそこまで大差も釣り人も誰一人おりません。

唯一、普段から濁りが入りにくいピンポイントでは少し竿を出してみましたが、
全く魚っ気が感じられない上に時間の経過と共に白っぽい濁り?いや、
水潮になってるのかな?徐々にこの海域まで侵食してきてここに断念。
万事休す、、、まさにそう言わんばかりに足取り重く撤収されて来られる
シロクマさんの姿。これ以上見て回ってもあれだけ広範囲に水の色が変わって
しまうとアウトだろうとなり、一旦道の駅まで戻ってから作戦会議。
そして話し合って下した決断は、



「日本海」
魚が釣れる、釣れないは別としても最低限濁りが入ってない場所でやりたいと
なり、昨日の午後にわたくしめが取った行動と丸っきり一緒!?遠別町から再び
「稚内市」まで舞い戻ってきました。(笑)
こちら側も雨はザザ降りだけど波も無ければ濁りもほぼ皆無で釣り自体は気持ち
良く成立しそ~な感じ ♪ 北寄りの風にはめっぽう弱いけど、今回みたく南寄りの
風が吹けば出しの状態になり凪になってくれるので逃げ場としてこれまでも
活用してきております。
微妙な時間帯に場所移動してきましたし、ただでさえ最盛期でも朝夕マズメ
以外は釣り人の姿がまばらなこの戦場、、、今時期、更に雨天ともなれば
釣り人の姿もゼロで完全貸切状態です!?それでも昨日の午後に1匹本命を
撃沈できましたから可能性には無きにしも非ず!おまけに事故的にイトウまで
飛び出しましたしねぇ。(爆)
エントリーと同時に昨日アタリが多かった位置まで歩いて足下から深くなり
始めた辺りから攻撃開始です。
フルスイングしてスルスルスル~~~っとステラの軽やかな巻き心地を堪能
しながらファストリトリーブ。手首のスナップを活用してあくまで控えめに
自分なりのアクションを加えながら数投繰り返してると、突如、
ガンッ、ジリリリ~ッ!
何かがアタってきましたよぉ。


46cm サクラマス撃沈。
おおっ、おるや~ん ♪
その直後にシロクマさんにも50cmはあるアメマスがヒットするも、
お呼びでないし~と言われながら即ポイ、、、釣り味やサイズだけを
求めるならアメマスもGOODターゲットの1つにはなるものの、食べると
なるとやはりみなさん即リリースとなっちゃうんですね。(爆)
まもなく曇りに変わる予報だった午前11時になるのに、雨は小康状態になって
きたと思えばまたザザ降りになったりの繰り返しで一向に止む気配が
ありません。ここで最新の天気予報をチェックしてみるとなんと急変したのか?
午後16時まで雨マークがずら~~~っと、、、もう余計な期待はせず
終日雨とゆ~ことであきらめた方が早そうですね。
雨も続けば水潮になって濁ったりもしますが、今のところまだ透明度も高く
水質には影響を及ぼしていなさそうなんでこのまま粘りましょう。
ランガンスタート地点から右へ結構な距離を歩いてきたとこで一ヶ所小規模
ながらも波打ち際がざわつき、そこから沖へ向かって綺麗な潮目が延びている
部分を発見。一般的にこ~ゆ~離岸流が発生している部分周辺は魚が寄り
やすいと言われてますからここで足を止め、潮目を中心に扇状にキャスト&
リトリーブを繰り返していると、
足下から約20m向こうまでリトリーブしてきたところで一度ゴツンと魚っぽい
衝撃が伝わってきて、そのまま巻き続けているとほんのすぐそこ!って所で
急にバチャバチャっと魚が暴れると共に、
ジリリリリリリ~ッ!
沖からずっと追い掛けてきてたんでしょうか?


52cm サクラマス撃沈 ♪
見ての通りおもいっきり体高のある分厚い個体だったのでヒットしてすぐ
ランディングになったものの、重量感はかなりあって引き波に揉まれた
瞬間はちょこっとヒヤヒヤさせられました。
フォルムからしてもまさに旬のサクラマスって感じでいいですねぇ。
2匹も釣れたからにはまだそれなりの群れは残ってるはずと信じて更に2時間
、午後13時前までひたすら打ち返し続けるもその後はアタリも途絶えて
しまい2人共少々お疲れモードに、、、
一旦お昼休憩を挟んで夕マズメまで同じ場所で粘るという選択肢もありましたが
、今夜予約してある宿が前回と一緒で初山別村にある為、ここから1時間以上
かかる事を考えれば午後からは一か八か今朝アウトだった遠別町界隈に
賭けてみよ~となりました。
道北エリアも稚内市内だけはいろんなお店があるので昼食は市内でアツアツの
ラーメンを頬張って移動。天塩町に入って海岸線が見えてくると乳白色
っぽかった海の色は若干マシに!?あはは、若干と言ってもほんのちょこっと
程度で朝と変わらないと言えばそこまで変わらないかも?(笑)


ど~せどこも大して変わらない雰囲気なら今まで一度も入った事の無い戦場に
行ってみようと、グーグルマップで川の流れ込みがある部分をチェック →
その付近まで車を走らせながらこの細い道から入っていけるんちゃいます?
みたく獣道を進み午後の戦場へ突入~。
はいっ、浜に下りるとそこには両サイドへ延々と同じ風景が続く広大な砂浜に
なっており、別にあの細い道から進入しなくても手前にあった広い空地みたいな
所から入っても一緒ちゃうん!?
あはは、そうなんです、、、エントリー地点は無数にあり目的の川の流れ込み
部があれば浜に下りてからテクテク歩けばいいわけでして、、、(爆)
最盛期だったら平日でも至る所に車が止まっているので、探さなくても
エントリー地点が非常に分かり易いんですがねぇ。
稚内よりは雨も落ち着いてパラパラ程度の霧雨。
海の色の気にしつつもやってみないと何も始まりませんから探っていくことに。
シロクマさんは離岸流が発生しているピンポイントで腰を据えて粘られる
スタイルで、わたくしめはじっとしてれない性格なのもあって今朝と同じく
キャストを繰り返しながらテクテク歩いてのランガンスタイル。

今シーズン大活躍中のコジマクラフトのサムライオンリーでひたすらキャスト
しまくるも、あまりにも無の世界が続いている為、途中で同じサムライでも
カラーをチェンジしてみたり、泳ぎ方が異なるジグを試してみたりあの手この手
、、、いや、むしろこっちの方が通常の探り方になるんでしょうか?(笑)
何を試しても状況変わらずで、これはきっと魚自体が居ないんだろうという
判断を下そうとしていた時に小さな川の流れ込み近くで水面に小さな波紋が
たくさん出ているのに気付きました。そしてそこへルアーを通してみると
ピチャピチャピチャ!背中が黒っぽくお腹が白の小魚が跳ねまくってるんです。
あっ、こやつらはサケ稚魚じゃないのかな?さすがに跳ねると言っても一瞬な上
、小型な事から側面に付いてるはずのパーマークまでは確認できませんが
小魚が密集しているのには違いありません!
ルアーケースの中からサケ稚魚カラーを探すもこんな時に限って車内に置いて
あるストックケースの方に入れてあり、仕方がないので岡ジグATラビット23
のイワシカラーを投げてみると、
ガンッ!
グイイイ~ッ
なんと2投目でアタってきたんです。



それも60cm サクラマス ♪
ルアーフィッシング、投げ釣り問わずこんな不意打ちと言わんばかりのドラマ
があるから釣りってやめられませんよね~!
厳寒期に地元関西でちょくちょく行ってるエリアトラウトでも食わない時の
カラーローテーションの重要さは身を持って実感しているはずなのに、
なぜでしょう?ついついアタリが多い日を経験しちゃったりしてると
結局のところ魚さえ居ればどんなルアー、カラーでもアタってくるのでは?
すぐにそんな風に考えるよ~になってくる中、まさにマッチザベイトという
言葉を再認識させられた1匹ですわ。
シロクマさんもこちらまで駆け付けて来られ日暮れまでみっちり2人して
小魚カラーで攻めまくりましたが、、、
あはは、毎度のパターンでその後何も起こらずフェードアウト。(笑)

【使用タックル&仕掛け】
■ ロッド: シマノ・カーディフ モンスターリミテッド DP107MH
■ リール: シマノ・'18ステラ 4000MHG
■ ライン: モーリス・VARIVAS スーパートラウトアドバンス MP PE 1.5号
■ リーダー: サンライン・システムショックリーダーナイロン 25lb.
■ フック: がまかつ・TR-25 ダブル 1/0
■ ルアー: コジマクラフト・サムライ カスタム90R
「釣れただけマシよ」 と思った貴方!これ押してちょ →
