2日目は少々遠方まで足を延ばしてとなっていた為、ノンアルコールにして
おかないと絶対起きれない!
そんなわけで前回も行ったパスタ&ピザが美味しいバーへ食事をメインに
開店時間ちょっきりに行ってみるも、なんと昨夜だけ都合により午後21半
からの営業!?さすがに2時間半も待ってはいれなかったので、久しぶりに
定食屋さんに行ってニシンの焼魚定食を ♪
何年ぶりかにニシンの焼き魚を頂きましたが、脂が乗ってとても美味しかった
ですし副菜もホタテ汁にイクラ醤油漬けなど海の幸満載で大満足 ♪
満腹になったら一旦解散してその数時間後の午前1時半過ぎには再び
“よっしー”と合流して出発。同じ半島でも今居る場所の反対側となる
「羅臼町」まで長いグネグネ峠を抜けて走ります。
今朝は、先週よっしーが友人と行って爆釣したという戦場へ案内してもらう事に
なっており、とにかく海岸線を長時間歩くみたく最低限の荷物で身軽に来て
下さいと、、、世界遺産という手付かずのエリアで釣るとゆ~こと
= 当然
ながら野生のクマに遭遇する可能性も非常に大!よっしーのよ~に熟知した
エキスパート同行じゃないと危険を伴います。
約1時間半かけて行き止まりの集落まで走り、そこからは真っ暗なゴロタ海岸線
をひたすら歩きます、、、途中険しい岩場があったりと一生懸命くっ付いて
行きましたが、いや~、こんなに歩くなんて正直想像もしませんでした。(泣)
釣り人が滅多に入らないからこそパラダイスが生まれる、、、 その言葉を信じて汗ダクになりながら歩いた価値はありましたっ。戦場に到着
するとビックリ!?小さなワンド状になった所にもの凄い数の魚のヒレが所狭し
と溢れております。水面のあちこちに波紋も見えれば群れを形成して悠々と
頭を出して泳いでいる個体たちも!
まさにパラダイスや、、、と感動しながら、すでにキャップライト無し
でも手元が見える明るさになってたのでちょこっとだけ休憩したら
早速攻撃開始です ♪
シュ~~~ン → ポチャ~ン →
グイイイッ!
1投目、それも着水したらすぐにアタリが出て1匹目を撃沈となりましたが、
あれれっ、結構ブナ化してる個体で色が熟しております。(笑)
今朝はあまりにも色が悪い個体はリリースしようと話しており、こやつは
どうしよ~か?一瞬迷うも記念すべきファーストフィッシュな上、遡上が間近に
迫ったまでのブナではなかったのでキープ。
締めてからスカリに入れてすぐ打ち返すと、水面にヒレが群がっている部分に
着水するも全く逃げるよ~な様子もなく、ゴトン、ゴトンと何度もボディタッチ
してる感触が伝わってきて次には、
ジリリリリリリ~ッ! グングン、グイイイッ こりゃ釣り堀状態ですわ。(爆)
よっしーは先週も楽しんだし、これ以上たくさん必要ないので今朝は銀ピカの
フレッシュな個体だけをキープとキャッチ&リリースを繰り替えてしますねぇ。
わたくしめは最初の数匹まではひょっとしたらこれで食わなったら嫌だし、、、
と超絶なブナ以外はキープするも、魚が多過ぎて背ビレにスレ掛かりしてくる
始末ですからこれからは少々品定めしてからスカリに入れないとねっ。
そんな中、急によっしーがあっちの岩場へ移動しませんか?そう言って荷物を
持ち出したので、どうしてか聞いてみると、この一帯はブナ率が高いから
フレッシュな群れを探すと!
ようやく汗もひいて快適になってきたとこなのに、、、でも、確かに色の悪い
個体が多いし、突然クマが出てきても怖いので気合いを入れて足場の悪い
水の中を進んで大きめのゴロタ岩が点在するエリアへ。
足下がフラットかつ広めの岩に乗って再び目の前の海域に集中すると、おおっ!
こちらもさっきの場所と負けず劣らず群れがわんさか居ます ♪
待ちきれずすぐ攻撃を仕掛けてみますが、ボディタッチは何回もするのに
口を使わないんです、、、よっしーの方も同じみたくボディタッチ or 一瞬
咥えてすぐ離す現象が多発、、、スプーンのカラーをローテーションしながら
試していくと不思議にも黒アワビ柄に変えた途端即バイト!?
ガンッ、グゥ~ッ! コツコツコツ、、、グイイイッ ジリリッ、ジイイイ~~~ッ
超~立派な
65cm カラフトマスを頭にひたすら連発 ♪
昨日の戦場では黒アワビに変えるとブナ掛かった魚が高確率でアタってきたのに
、今朝は新しい個体&古い個体問わずひたすら黒アワビのみに次々とアタック!
ど~しても連発しだすと他のカラーでも食うんじゃないか?と考えてしまい、
ついつい違うカラーも試しちゃうんですけど、見事にまたボディタッチ or
一瞬咥えて離すパターンになり、黒アワビに戻すとすんなりヒット、、、
一体何がトリガーになっているのか?全く分かりません。
よっしーがブラック系以外にも唯一アタるカラーを発見したと教えてくれ、
それに似たよ~なスプーンに変えてみるもなぜか反応薄い、、、ますます
分からなくなってきます。(笑)
まっ、当たりカラーが見つかっているので下手にあれこれするよりず~~~っと
同じスプーンを投げ続ければいいこと!
ガガンッ! バチャバチャ、バチャッ! 魚影の濃さから相変わらずスレ掛かりも起きて、めちゃくちゃな暴走含め
カラフトマスのアタリを堪能 ♪ 過去にここまでの入れ食いなんて一度も
経験した事ありませんから楽しくて、楽しくて仕方ありません。
時計を見ると攻撃開始からまだ2時間も経ってないのにあっという間にスカリは
満タン。ここで大型ビニール袋に魚を移し替えてロープで牽引したら海水プール
に浮かべて攻撃再開!
ってゆ~か、この時になってやっと気付いたんですが、入れ食いなのはいいけど
たくさん釣り過ぎると帰り道が、、、
そう、帰りもあの長い道のりを歩いて帰らないといけないんでした! 戦場到着直後からウハウハ興奮状態で帰りの事なんて完全に忘れてましたわ。
となるとメッシュの大型リュックにビニール袋を1つ入れて背負い、片手に
タックル、、、ああっ、フリーに使えるのはもう一方の手のみ!?ここからは
ほんとによ~く考えて魚をキープしないといけません。
しばし一服しながら周囲を見回してみると壮大な景色が広がってて、辺境の地で
竿を振っている事に改めて感動 ♪ それと共にせっかくだから大自然も満喫
しないとと思い、よっしーにいろいろ質問。さすがネイチャーガイドをされて
いるだけあって歴史から他様々な知識&情報を教えてくれます。
いつも釣りばかりしてる彼なんでてっきり漁師かと思ったわ~と冗談交じりで
盛り上がりながら背後は原生林の秘境を満喫。
「知床半島」 何もかもが絵になる絶景ロケーション、海の向こうにはうっすらと北方領土
の国後島が見えてて同時に国境に訪れている事も実感します。
そして、、、あはは、雑談しながら軽~くスプーンを投げてしまうと、
ほらっ ♪ すぐに竿がグンニャリ曲がってエキサイティングタイム突入。
よっしーと、ほら来たぁ~!また掛かった!うわっ、ヤバいっ、スレや~、、、
などなどカラフトマスのパラダイスで大爆笑しながら2時間、、、
まだ午前8時になったとこなのに再びスカリは満タン近くなり、釣っても
悩んだ挙句リリースパターンが一気に増えてきました。
この頃から違う群れに入れ替わったのか?急にブナ率が高くなってきて
スレ掛かりも更に倍増!なぜならブナはブナでもいわゆる超絶ブナで
ウロコは完全に剥げ落ち身体は焦げ茶色と白のツートンカラー、、、
オスはラクダの如くセッパリのシルエットと化して特にこやつらが泳いでる
所にスプーンが入ってしまうと暴れた途端に突き出した背中のコブに掛かって
スレが起きてしまうとゆ~わけですわ。
斜里町側の天気予報ではそこまで気温は上ってかったはずなのに、今居る
羅臼側は特別な猛暑日となる予報で最高気温は33℃!現段階で薄い雲に
覆われてても熱気と湿度は非常に高く体感温度は余裕で30℃を超えてます。
もうこれ以上は持てないし撤収しましょうの合図で切り上げて重量バランスを
よ~く考えながらリュック用と手持ち用の3つのビニール袋を作ってパラダイス
を後に、、、はいっ、今年に入って今朝が一番疲れました。(爆)
クロネコセンターで発送する際に、小分けにして重量をチェックされるんですが
、持ち帰ってきた3袋分で優に40kgを超えていたわけですからそりゃ
ヘロヘロになって当然!
でも、滅多にできない貴重な経験をさせてもらい大満足でございます。
よっしー宅に戻ってもまだ正午にすらなっておらず、2人でお疲れ様のソフト
クリームを頬張ってから解散。わたくしめは網走市内のお気に入りホテルを
予約してあったのでそこへ向かい、今日は1日オフだった彼は午後から
家族サービス&買い出しに行かれるそ~です。
26匹が持ち運べる限界でした。(爆) 大漁のカラフトマスは自宅&注文を受けていたお裾分け先へ送ると
あっという間にハケちゃいました ♪
【使用タックル&仕掛け】 ■ ロッド: シマノ・カーディフ モンスターリミテッド DP93ML
■ リール: シマノ・'18ステラ 3000MHG
■ ライン: モーリス・VARIVAS スーパートラウトアドバンス MP PE 1.5号
■ リーダー: モーリス・VARIVAS エクストリームショックリーダー 22lb.
■ フック: ハヤブサ・フカセ 16号
■ ルアー: アングラーズシステム・BUX 5.1g
「凄い場所やな、、、」 と思った貴方!これ押してちょ →