何とか今年も開花 ♪ 北海道・網走市 / オホーツク海 (1日目)
新千歳空港に定刻の午後17時35分に着陸 → ターミナル内のカフェで
以前こちらに住んでた時の友人と待ち合わせてちょこっとお茶をしてから
午後20時に合わせて待ち合わせの駅まで。
事前に今回コラボさせて頂くSurFreyjaの“シロクマさん”宅にタックル
類など嵩張る荷物全てを送らせてもらっていたので、ありがたくもほぼ手ぶら
状態で合流することができましたっ ♪ ここから長時間ドライブで目指すは
この「北海道」の中でも更に北に位置するエリア。
わたくしめも住んでた頃に車で札幌から1回だけ走った事がありますが、
それはそれは遠かった、、、そんなイメージがあり宇和海並みに行くだけで
疲れるのでは!?と思ってましたが、車内でワイワイ盛り上がってるうちに
あっという間に目的地の道の駅に到着。
ず~~~っと来たくても来れなかった作戦がゆえ1秒でも早く攻撃開始したい!
高ぶる気持ちを抑えながら少々仮眠を取ってから戦場入りとなりました。
戦場に到着するとすでに車はビッシリ状態で真っ暗なうちからみなさん次々と
浜へ下りて河口近くから場所取り。我らも超特急で準備を整えて向かいました
が時すでに遅く適当に空いてるスペースにイン&スローペースでキャスト
しながら夜明けを迎えます。
明るくなってくるにつれ気付いた事があるんですが、海全体が少々濁ってる?
波は程良い感じでいかにも釣れそうな雰囲気なもののど~も気に入らない色。
どれだけ悪い日でもこれだけ釣り人がいれば誰かが1匹くらいは釣るだろうと
思いつつひたすらキャスト&リトリーブを繰り返しますが2時間、3時間、、、
そして4時間が経過しても一切アタリすらなく午前8時を回るとみなさん
見切りを付けて撤収されてゆきます。
何人かの方に近況を伺うも、ここんとこず~~~っと全くと言っていいくらい
釣れてないとの事、、、週末で数えきれない人数が並んだ時でも見る限り
ゼロの時もあったそ~でムラがあるのか?それとも今シーズンは早くに
終わってしまったのか?
さすがに時期が時期だけに終わっててもおかしくないですよね~、、、道北方面
は道内でも遅くまで釣れるという情報からチョイスしたつもりでしたが、近隣の
戦場を見て回りながら釣り人が居ればお声掛けさせてもらい情報を得るも、
ほんとにどこも激渋なよう。
たった1日半の限られた遠征期間、これからどうするべきか?
完全に朝マズメをメインに初日の午前中をハズしてしまった我ら、、、投げ釣り
ならともかく海サクラになると情報源が乏しいわたくしめですのでシロクマさん
の持てる限りの情報を頼りに熟考し、出した答えは大きく場所移動!
最初は毎シーズン何としても1匹は顔を見たいと考えてた60cmオーバーの
個体を基軸に戦場チョイスをしておりましたが、この現状じゃそんな事言ってる
場合ではなく下手すると魚自体の顔すら見れないまま終了してしまう可能性大!
とにかくまだ釣れているという情報のあるオホーツク海を目指します。
昨夜からぶっ通しでロングドライブになってしまい運転して頂いてるシロクマ
さんに申し訳ないなぁ~&いつでも運転交替しますよと話ながらもほぼ
ノンストップ状態で午後14時過ぎには目的地エリアに。
昼食よりまず先に魚を1匹釣りたいとゆ~ことになり途中のセコマでパンと
飲み物だけ購入して戦場へ直行します。
「オホーツク海」
こんな中途半端な時間ですから我ら以外見渡す限り釣り人の姿は皆無、、、
あっ、遠くに2人やっておられるのが見えますねぇ。
オホーツク海は今朝とは異なり美しいまでに水の色の透き通ってて、逆に
これと比較するとやはり日本海方面は相当濁りが入ってたとゆ~ことが
分かります。ただ、この手の広大な砂浜は大荒れした後などに大きく地形が
変わって毎年魚が多く溜まる位置が違うと聞いてますし、こちらに関しても
情報が無いのでまずはランガンしながら探っていこうと。
車を止めた場所の目の前から浜に下りてシロクマさんは右へ、そしてJCAは
左へランガンしながら探ってゆきます。
しばらく探っていると、うっすら潮目みたいな筋が海面にできている部分を
発見&そこでしばらく粘っていると、リトリーブ中にな~んとなくハンドルの
回転が重たくなったよ~な、ならなかったよ~な、、、
オオナゴ?(爆)
このサイズならコウナゴと呼ばれるのかな?わたくしめの地元関西でも
くぎ煮なんかで超~有名なイカナゴでございますわ~。
こやつらが本命のメインベイトの1つになっているのは間違いなく、まだスレ
掛かりしてくるまで湧いているとなると釣れる期待が持てるのかも、、、約1年
ぶりのランガンに少々疲れてきた中、前向き思考で頑張りましょう。(笑)
リトリーブしながらよ~く水面を見てると足元から少し先の一帯でルアーが
通った瞬間にピチャピチャと小魚が跳ねているのが見えます。
とはいえめちゃくちゃ浅い砂浜がゆえ、さすがにこんな足下近くではそれなりに
体高のある魚は回遊しないだろうと思い込んでおり、跳ねるベイトを観察して
楽しんでいると、
回収されてきたルアーの姿を目でキャッチしたら、すぐその後ろに何か黒っぽい
影が付いてきてる!?気付いた途端に、
ゴゴンッ!
波打ち際近くでバシャバシャ暴れたと同時に即ランディング。
2020年お初、44cm サクラマス開花~ ♪
あはは、超~あっけないランディング劇でした。(爆)
いや、ランディング劇なんて言うまでのものでもなく、リトリーブしてたら
いきなりアタックしてきてその次の瞬間はもう水揚げされてました。
今年初となる1匹目の個体がこれだとちょこっと悲しくなるものの、そんな事
言ってられませんよねっ!何はともあれ本命の姿を拝む事ができてめちゃくちゃ
嬉しいです ♪ 1年ぶりに見た銀色の粒子の細かいウロコを飛び散らす魚体
、、、今シーズンはあきらめるしかないと思ってただけに感動があります。
サイズはオホーツク海ではこれくらいがアベレージになるかと思いますし、
丸々肥えた個体ですのでFISH DINNERが楽しみっ。
さっきのは単発か群れだったのか分からないけど、アタリが出たのは事実です
から引き続きこの位置で戦う事にして時折ルアーをローテーションしながら
遠投域から足下ギリギリまで念入りに探ってゆきます。
1時間近く粘ったでしょうか?あれ以来生命の息吹が感じられません。
時刻ももう午後18時になろうとしてますし、そろそろ折り返してスタート地点
まで戻っていかないと暗くなってしまいます。
そんな中、仕事の後夕マズメだけやろうと地元の方が数名入って来られ挨拶を
しながら話をしてると、今年は魚自体は多い方だけどムラが激しくいい日に
当たれば複数匹釣れるし、ダメな日に当たれば全体で数匹のみとのこと、、、
毎日通える条件下に居ればムラなんてそこまで気にしないけど、遠方から
短期間勝負で来てるとかなり辛いねぇ~と言われつつも、とりあえず朝夕マズメ
は最も魚の活性が上がる時期だから集中です。
数投しては少しずつ移動してを繰り返してると、突然ガンッ!とアタリが出るも
フッキングまで至らずすぐフワッと軽くなってしまいました、、、うわぁ、
最悪や~~~嘆きながら再び同じ方向へ投げてみると2投目でまたっ、
ガンッ!?
ジリリッ、ジッ、ジッ
ドラグが少々緩かったので即締めて慎重にランディングさせると、
50cm サクラマスでしたぁ ♪
岡ジグのATラビットをメインに投げていたのをコジマクラフトのサムライに
チェンジした直後に今度はアタってきました。
オホーツク海側ってピンク系カラーに実績があると聞いており、ピンク基調の
ルアーばかり投げているので他のカラーがどうかは正直分かりませんが、
こんな感じでピンク系で釣れるとますますそれ一辺倒になっちゃいそう。(笑)
もっと出撃回数と時間があればいろいろ試してみたいんですが、それも
今シーズンは叶わぬ夢、、、まだボウズ逃れができてるだけかなりマシと
考えるしかないですよねっ。
この後は時間の問題もあって一ヶ所には留まらず常に移動しながらスタート
地点に戻り、シロクマさんと合流した時にはまもなく辺りはキャップライトが
必要になりそ~な暗さに。長距離運転もあり急遽宿も押さえてあるので
今日はここで見切りを付けて明日に備えようとなりました。
翌朝、カシャっと釣果写真を。
やっぱりサクラマスみたく手で握り潰せそ~な程おもいっきり身の柔らかい
魚って氷ギンギンで保存してると超~縮んじゃいますよね、、、悲しい~。
【使用タックル&仕掛け】
■ ロッド: シマノ・カーディフ モンスターリミテッド DP107MH
■ リール: シマノ・'18ステラ 4000MHG
■ ライン: モーリス・VARIVAS スーパートラウトアドバンス MP PE 1.5号
■ リーダー: サンライン・システムショックリーダーナイロン 25lb.
■ フック: がまかつ・TR-25 ダブル 1/0
■ ルアー: コジマクラフト・サムライ カスタム90R
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