マダイの西京焼き&鯛めし ♪


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宇和海遠征より帰還して3日間が経過しました。
いつもならマダイの釣果がある時はすぐにお造りやお寿司、ひゅうが飯などで
頂く傾向にあるんですが、実は今回は以前からやってみようと思ってた
熟成ってのを試してみております。
初日入った戦場では残念ながら本命のシロアマダイの顔は見れなかったものの、
2匹のマダイが釣れましたから食べ頃サイズの小さい方を熟成、70cm近い
抱卵した個体は切り身にして一部冷凍、一部を帰還した日のうちに西京味噌、
お酒、みりん、砂糖を混ぜ合わせた味噌床に漬け込んでありました。
直接味噌床を魚に塗ると焼く前にしっかり取り除かないと焦げ目ばかりになる為
、毎回食品用のガーゼに包んでその外から味噌床でサンドイッチするよ~に
しております。こ~すればガーゼのおかげで味噌の風味だけが魚に浸透して
不要な味噌は付着せず楽チン ♪
西京漬けに白いご飯は非常に良く合うんですが、まだまだ切り身が残っている
ので両面尾っぽにかけての骨が無い部分を使ってこれまた大好物の鯛めしを
作ってもらうことにしましょう。

どんな炊き込みご飯にも油揚げが入ってるとてもハッピーな気分になれるので
定番食材として入れ、今回はむき枝豆も加えて炊き上げてゆきます。
醤油麹をベースに日本酒、みりん、塩、顆粒出汁を加え、普段はすりおろし
ショウガもこの時点で混ぜ合わせてるのを最後に混ぜた方がより香り豊かに
なると伺い、千切りにしたのを炊き上がった後に混ぜ込みました。
西京漬けは焦げ付きやすい端の部分をメインによ~く味噌を拭き取り、更に
クシャクシャにしてから広げたアルミホイルでカバーしながら両面焼きグリル
でじっくり焼き上げて完成。

マダイの西京焼き&鯛めし ♪
そっと添えるだけで上品な香りを魚に与えてくれる山椒の若葉でもある木の芽
は飾りとしてだけでなく京都の伝統料理、西京漬けの旨味を嗅覚の面から
グ~~~ンと引き立ててくれます。またこれを包丁でみじん切りにして
大根おろしと和えながら食べるのも美味しいですねぇ。
日数かけて熟成させるのが西京漬けですから、もちろん漬け込んだ翌日には
美味しく頂けるもののやっぱり個人的には少なくとも3日は寝かせたいかな?
日を追うごとお味も変わっていくので好みに応じてとなります。
ちなみに我が家では3日目、5日目、たくさん作ったのなら7日目と奇数の
日数を目安に食べるよ~にしてます。


3日間寝かせた身は少し表面に粘りっ気が出てきた程度で焼くとほんのり
西京味噌の香りとお味がするライトな仕上がり ♪
優しい味わいを求める方にはベストと言えるタイミングじゃないでしょうか?
それより早くだと表面に味噌を直接塗って焼いたのとあまり変わらない?むしろ
そっちの方が濃いお味になるので、うん、最低3日間は欲しいなぁ~、、、
鯛めしはもう多くを語るまでもありません、、、
むき枝豆を入れる事でいつもよりサッパリ?どこかヘルシーに感じる美味しさで
最高!後から混ぜ込んだ千切りショウガもいいアクセントとなってどんどん
いけちゃいますねぇ。すりおろして調味料に混ぜ込んで炊くのと後入れとでは
かなり印象が異なってきますしどちらも試してもらいたいバージョンかも?
あっ、あまりショウガのアクセントが強すぎるのは苦手~とおっしゃる方は
絶対先にすりおろして先に混ぜ込む方が同じ分量でもソフトな仕上がりに
なりますよぉ。期待を裏切らないディッシュとはこのことです!

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