海サクラマス連発! 北海道・稚内市 / 日本海 (2日目)
昨日はあれから午後にかけて前線の通過による大雨、大シケ、強風の三拍子が
猛威を振るってしまい釣りどころじゃない状況に、、、こ~なってしまうと
あきらめるしかなく、さっさと連泊中の宿に戻ってダラダラ。
夕食付きプランだったのでそのままお酒を飲んで温泉に浸かってと何だか
釣りで来てるとは思えないよ~な気分でした。(爆)
今日はおそらく海岸線全てが西を向いているオロロンラインはシケで使えない
だろうと思い、念の為に昨日より1時間早い午前1時45分には起床してチェック
アウト&とりあえず昨日の戦場含め幾つか見て回りますが、案の定真っ暗でも
白い高波がもの凄い勢いで打ち付けて大シケ状態なのが窺えます、、、
当然ながら釣り人らしき車もゼロで早々にあきらめて「稚内市」まで戻る事に。
と、言いますのも唯一、このエリアのサーフだけは北を向いており今朝のよ~な
南西風でも出しとなり釣りが成立するはずなんです。でも、、、前回も書いて
ましたけど、最盛期になるのがGW頃まででそれ以降は渋くなる一方のよ~で
ここはいわゆるど~しよ~も無くなった時の最後の選択肢でした。(泣)
それでも戦わない明日はもう帰るだけ、、、後がありません!何とか夜明け
時刻までに間に合って戦場に到着&確認できる範囲だけですでに6人入ってる
広大なサーフへ下りて2日目の攻撃開始です。

「日本海」
予報では今日も1日スッキリしないお天気で明日になってようやくちゃんとした
晴れ間が戻ってくるそ~な、、、よりによって遠征期間中が悪天候&シケ
だなんて、、、ほんとついてませんわ。
でもこ~やって逃げ場があった事により作戦を断念せず何とか続投できるのは
遠征においては非常にありがたいですよねっ。背後から時折突風が吹いてきたり
してるものの、ご覧のよ~に海は出し風によって凪になってますからオッケ~!
しかしながら今朝も朝マズメはサッパリで見てる限り誰一人竿を曲げる
事無く減ってゆき午前6時にはわたくしめ含め3人のみに、、、海サクラは
朝マズメが一番食いが立つといろんな雑誌に書いてあるんですけど、JCA
自身は朝マズメにいい思いした事が今のところ無いんですよね~。きっと
これからもっと場数を踏んでいくうちにその意味が実感できるよ~になって
くるのかもしれませんし、今はとにかく実釣に出る!これしかありません。
人も少なくなったことだし、同じ位置でひたすらキャストしてるより右へ左へ
とランガンしよ~とまずは左へ移動開始&100mも移動してないでしょうか?
着水と同時にひったくるよ~なアタリがっ!?
ジリリリリリリ~ッ!
水深が浅いので猛スピードで横走りした後、波打ち際に上がってきたのは、


体高のある立派な45cm サクラマス ♪
この時点ですでに3時間以上竿を振っており、一切反応が無かったので近くに
群れはもう居ないのでは?なんて勝手に決めつけかけてた矢先に飛び出した
のでビックリ!やはり回遊魚ってのはあきらめたら最後ですね。
超特急で締めてすぐ打ち返しますが、静かな海、、、
更に約2時間程ランガンしたとこでアタリも無い上、お腹も空いて、トイレにも
行きたくなってきたので一旦車に戻って市内中心部にあるマクドまで
朝マックをしに~ ♪
今シーズンからネイティブトラウト作戦においては、ウェーダーも履いてるし
戦場も見通しの良い広大なサーフが多い事から急にもよおさないよ~にと
朝食はあえて取らずに臨んでいるわたくしめ、、、空腹は耐えれても
トイレだけはさすがに限度とゆ~ものがありますから丸1日やるつもりの時は
途中にこんな感じで必ずブレイクを挟んでおります。
日本最北端のマクドと書かれた店内でコーヒーをおかわりしながらノートPCを
開けばいつの間にか3時間近く経過!?もっとアタリだけでも頻繁に出てる
のなら即行戦場に舞い戻ってたはずなんですけど、さすがに渋い雰囲気&
ボウズ逃れはすでにできているとゆ~変な安心感からついついダラけて
しまってるJCAでございます。(獏)
午前11時過ぎにお店から出て市内にある釣具店2店舗をハシゴしながら
あれこれ情報収集した後、セコマ経由で戦場に戻るともう午後13時半に、、、


超スローペースでウェーダーを履いて再びサーフへ。
予想通り人っ子一人おりませんわ~。
午前中より風は弱くなってベタ凪に近い状態に戻っているものの、やや濁りが
入り始めてる!?潮回りもダラ潮で微妙だし全然釣れる気がしない、、、半分
義務的にランガンを開始し、お次はエントリー地点から右へ移動していくと
1ヶ所で美しいまでの潮目が沖へ走ってる部分が見え、ワンドの形状からしても
強い離岸流が発生しているのが窺えます。
教科書通りならこのエリアを攻めていると群れが回遊してきてしばらく滞在する
はず、、、頭の中はもうそんな絵に描いたよ~なシナリオでいっぱいのJCA
、、、早速そこへ駆け寄って何度も何度もキャストしますが何の反応も無し。
この離岸流の発生場所で1時間以上粘るもサッパリで、ついに見切りを付けて
またランガン再開、、、さっきの場所がかなり遠くに見えるよ~になるまで
歩いてきて何の変哲もない所でファイヤ~してみると、
グイイイッ!!!
リトリーブを始め、ルアーが半分くらいまで戻ってきた地点でいきなり!

45cm サクラマス ♪
こやつこそたまたま回遊してた個体に違いないと思い、丁寧に締めてしっかり
血抜きまでしてから再び打ち返そうと頭を上げるとあれっ?
今、少し沖の方で魚が跳ねたよ~な、、、
気のせいかな?そう思いながらもじ~~~っと辺りの水面を観察してると、
ポチャ~ン!あっ、やっぱり跳ねてましたわ~。銀色に光るぶっとい魚
でしたから本命に間違いありません。
あれくらいの距離なら余裕で届くはずなのですぐさま跳ねた先の部分に目掛けて
ファイヤ~&表層を意識しながらリトリーブしてると、アタってきましたよぉ!
ゴンッ、グゥ~~~!
フッキングと共に水面でバシャッと跳ねてから強い締め込み。


47cm サクラマス撃沈!
先の2匹同様、こやつも丸々肥えた個体でランディング直後から銀色のウロコ
を飛ばしながら大暴れ中!さっさと写真を撮って打ち返せばいいのになぜか
サクラマスだけは超~美人で見惚れてしまいます、、、
いや~、こんな出来すぎたストーリーがあっていいんでしょうかねぇ~と
わたくしめ自身も未だ信じられない展開!
そしてドラマはこれだけでは収まらず、また同じ投点へキャストしてみると
すぐにゴン、ゴンッ!魚がアプローチしてきたよ~な感触があるも乗らず
、、、それならばとここで少しアクションを加えて誘いを入れてみると、
ガツン!
アタックしてきましたぁ~。

本日最大の48cm サクラマス撃沈 ♪
さすがに3連発すると絶対近くに大きな群れが居るはずと思い始め、即締め →
即キャストで対応!またまた同じ投点にルアーを落とし表層をファスト
リトリーブ → 所々で独自のアクションを加えながらジグミノーを泳がせ
てると、なんと面白いくらいに魚がアタックしまくってきて、
ゴゴゴンッ!?
ドスン、ジィ~~~ッ!



ラヴリ~~~ ♪
サイズはアベレージサイズの37~42cmまでになるも更に3連発
しちゃいましたわ~!?(驚)
ネイティブトラウトの中では一二を争う美味しさのサクラマスですから
釣れるならサイズ問わず幾らでも欲しいので、この連発劇にはもう
ウハウハな気分を隠せないJCAでございます。
朝から雲間より覗いたり隠れたりを繰り返している太陽の光に合わせて
アカキン → 鮭稚魚 → ミドキンといった感じでカラーローテーションも
おこなったりしてましたが、アタリが出たのは全てピンクシルバーで
今日は確実にこのカラーが当たりとなったよう。

まだいける!と信じて引き続き同じ投点&同じラインをリトリーブするも、
さすがにこれだけ叩いてしまうと群れも警戒してどこかへ行ってしまったのか?
ついさっきまで激熱だったのがまるで嘘だったかのよ~にピタリとアタリが
途絶えてしまい静寂の海に、、、
気付けばエントリー地点から結構遠くまで歩いてきちゃってますし、日の入り
時刻を考えてここで折り返し&1投、1投集中しながらランガンバックしました
が、アタックは無いまま終了、、、
渋いだろうと最初からあきらめモードで入った戦場で爆釣って投げ釣りとかでも
なかなかありませんけど、今回に関しては本命ポイントのコンディションが
悪かった事が逆に吉へ導いてくれたよ~な結果となりました ♪ 何が起こるか
分からないからやっぱり釣りってやめられませんよねっ!
今夜は前回と一緒の稚内市内のホテルで泊まって → 明日は海産物タップリ
朝食を頂いてゆっくり帰りたいと思います。

【使用タックル&仕掛け】
■ ロッド: シマノ・カーディフ モンスターリミテッド DP107MH
■ リール: シマノ・'18ステラ 4000MHG
■ ライン: モーリス・VARIVAS スーパートラウトアドバンス MP PE 1.5号
■ リーダー: サンライン・システムショックリーダーナイロン 25lb.
■ フック: がまかつ・TR-25 ダブル 1/0
■ ルアー: コジマクラフト・サムライ カスタム90R
「サクラ満開 ♪」 と思った貴方!これ押してちょ →
