マコガレイの押し寿司&姿造り ♪

良型のマコガレイがまた数が釣れたとなればお造りは当然!その他に生で
頂けるディッシュとなれば、、、ど~してもカルパッチョやなめろうみたいな
定番ディッシュが真っ先に思い浮かんでくるわけですが、今回は先の記事に
アップしてましたよ~に少し前に購入してあった押し寿司の型を使って
マコガレイ尽くしを作ってもらおうと ♪
トラウトでますのすしを作った時には魚の切り身自体もお酢ベースの調味料に
漬け込んでから酢飯に乗せるという方法にしたものの、淡泊な白身のマコガレイ
では下手すると完全にお酢メインの風味になってしまいそ~なので代わりに
昆布で軽く締めて作ることに。
愛用の利尻昆布の表面をお酢を含ませたキッチンペーパーでよく拭いてから
マコガレイのサクを乗せて昆布でサンドイッチ → 最後にサランラップで
包んで冷蔵庫でしばし寝かせるだけと超~簡単な下準備となります。ちなみに
昆布締めを作る際には丸1日、いや2~3日寝かせてから頂くって事が我が家
では多いんですけど、今回は軽く昆布の香りを染み込ませる程度でオッケーと
考えている為、半日で取り出して調理開始です。
冷蔵庫から昆布締めを取り出す時間を見計らってあらかじめ酢飯を作って粗熱を
取っておきます。酢飯そのものも単調に感じないよ~にと今回は炒りゴマ、
刻んだ大葉、ショウガなども加えてみましたよぉ ♪

↓


ほんのり昆布の香りが漂うサクを薄造りにして押し寿司の型の底に敷き詰め
→ その上から酢飯を乗せて最後に押すだけ!まずは体重を掛けてしっかり
押し込んだ後、上からますのすしを作った時同様1個3.5kgの漬物石を
2個積み重ねてしばらく放置。
シンプル作業工程にはなるものの、ますのすしみたく周りに熊笹など一切無い為
、もしかすると酢飯が木枠に引っ付いてしまわないか!?など幾つか不安点も
ありましたが、そ~っと上蓋を取ってみると、
ちゃんとそれらしく出来上がってましたわ~!(笑)


ほらっ、いい感じちゃいます!?
中身を取り出す前に木枠に5ヶ所入っているカット用のスリットに包丁を
くぐらせて切り分けていきましょ。
そして先に作ってあった40cmの個体の姿造りに外道で釣れたイイダコの
やわらか煮を出してきて今夜も贅沢なマコガレイ尽くしでございます。

マコガレイの押し寿司&姿造り ♪
写真では押し寿司は4貫のみしか写っていませんけど、今回の型では一度に
6貫作る事ができます。あはは、じゃあ残りの2貫は、、、と言いますと、
FISH DINNERまで待ちきれずついつい味見などと言いながらつまみ
食いしちゃったんですわ。(爆)
トッピングには柔らかくなった利尻昆布を刻んだ物と細ネギを散らしてあり、
まろやか系のお寿司に軽くサッパリ感を与えてくれててGOOD。


お造りは絶対ポン酢&もみじおろしのコンビネーションで頂くJCAですので
押し寿司は醤油でパクリ ♪ 噛んだ途端に昆布の風味が口の中に広がる優しい
お味のマコガレイにしっかりアクセントの付いた酢飯とが絡み合って最高。
その次に試してみてこりゃイケるかも!?と思ったんですが、醤油より岩塩
のみで頂く方が更に美味しく感じるかも。
カレイの押し寿司ってあまり聞かないけど、ネットで検索してみると新潟県の
駅弁などで人気商品として販売されてたりして、そのレシピなども参考に
今回作ってみましたよぉ。
姿造りの方は今シーズン、もう何度も食卓に並んできてますから見慣れた!?
いや~~~、ほんと贅沢極まりないんですけど、まさに釣り人の特権ともいう
べきディッシュで良型が釣れたら必ず食べたい逸品になりますよねっ。



肉厚プリプリなエンガワもたっぷり取れた上、今回も白いお腹の方だけに
しましたが、引いた皮を使って湯引きも~ ♪
甘味が滲み出てくる身にとろけるよ~な甘さが詰まったエンガワ、そして
これまたコラーゲンたっぷりで超~濃厚テイスト!?密かにコレが一番
美味しいと思う時もあったりする湯引きと1匹のカレイからここまで異なる
お味が堪能できるなんて、、、毎回信じられない思いで一杯ですわ。(笑)
お造りを突きながら押し寿司を頬張る、、、今夜はすごくお腹が空いていたので
お味のバラエティー的にもボリューム的にも大満足なFISH DINNER!
マコガレイ尽くしがゆえ、完全に忘れ去られてましたけど外道で釣れたイイダコ
のやわらか煮もちょ~ど一口サイズ&噛むと驚くほど柔らかくて超まいう~ ♪
照りが出てくるまで弱火で30分近く煮詰めたのもあり薄味にしてた煮汁も
芯まで浸透してベストな味付けになっております。

イイダコも明石を代表する海の幸の1つですから、また数が釣れるよ~でしたら
キープしてこよ~と思いましたっ。(笑)
今年の11月は例年に無い程マコガレイを堪能できた月でしたね。いつもなら
遠征に出たりしてて近場出撃はそこまで多くないのがわたくしめの出撃スタイル
となりますが、たまたま?今月は予定してた遠征が延期になったりして近場を
堪能する機会に恵まれました。
まもなく12月になりますし、どんな作戦を企てましょうか?
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