わたくしめには前から素朴な?いや、地元の方からすればそんな事言うまでも
ないって突っ込まれちゃうかもしれない程度のしょ~もない疑問があります。
それはとある魚の食味! 実は結構前にはなりますが、投げ釣りの外道でたまたま掛かってきた事があり
持ち帰ってはきたものの、間違えてお裾分け分のビニール袋に一緒に入れて
しまい食べる事叶わないまま、、、あれからずっと名前を聞く度に一度は
トライしてみたいなぁ~と気になっておりました。
もの凄い霧、、、 デイタイムの最高気温は37℃予報になってた関西圏から朝のうちに脱出し
約2時間後に到着した霧に覆われた、たんちょう釧路空港、、、気温はなんと
15℃と関西の半分以下で半袖でもかろうじて大丈夫なもののできれば
薄い長袖の羽織る物があった方が快適に感じられてました。
釣り目的で訪れるのは今回が初めてだったのもあり、昨日はまず地元のルアー
専門店などを回って情報収集。その後、お仕事を終えられて直行して下さった
SurFreyjaの
“シロクマさん”と道の駅で合流し車内でプチ宴会&作戦会議
をした後就寝
→ 午前2時半には起床して戦場へと向かいました。
どこまでも果てしなく続く広大なサーフに立ち、夜明けと共にファイヤーと
なりますが、ご覧の通り昨夜から再び濃霧が発生しちょこっと離れてしまうと
お互いが確認できないほど!?
見渡す限り同じ景色が続いている為、どこを狙えばいいか?非常に難しいものの
、とりあえず水面を観察しながらランガンし離岸流が発生してそ~な場所や
波の立ち方が他と異なる位置を重点的に攻めていると、
ガツン!?
あはは、一応本命の
アメマスちゃん、、、でもちっちゃい!(爆)
先日仕入れたばかりのヘビーシンキングミノーで50m前後から波打ち際の
ギリギリまで探っているとご覧のよ~なチビちゃんが2匹、3匹と頻繁に
アタックしてきます。だけどこんなウグイ?ローソクホッケみたいなサイズを
釣りに来たわけじゃなく目指すは大型サイズ!
春に行った島牧村界隈は11月から翌春にかけての寒い時期に巨大アメマスが
狙える事で有名ですが、こちらの道東サーフではまさに7~8月と夏に接岸が
あるみたくいい年には70~80cmクラスまで出るそ~な。
とゆ~よ~な情報をもとにチャレンジしに来てはみたものの、でも昨日
情報収集で立ち寄った釧路市内のルアー専門店の店員さん曰く、近年アメマスは
滅多に70~80cmというサイズは釣れなくなり50~60cmくらいが最大と
思った方がいいよ~と、、、何やら漁協が大量駆除したという噂も聞こえて
きたりと獰猛な性格で様々な稚魚を食べ尽くしてしまうアメマスは漁師たちに
とっても厄介者みたい。
「音別海岸」 夏の海って基本、どこのエリアでも青空が広がりベタ凪で荒れてるイメージが
少ないんですけど、この界隈のサーフは年中波が高く荒れてる日の方が多いよう
、、、美しいサラ砂海岸であってもどこか他とは異なる雰囲気がします。
今朝戦っている戦場の海底ストラクチャーは連続するカケアガリを巨大化した
よ~な感じで波打ち際から急深にえぐれてて沖に行くと一旦浅くなり、そして
また深くえぐれての繰り返し。そしてその浅い部分で大きなウネリを伴った波が
ブレイク&増幅されて波の高いコンディションを作り出しているみたい。
午前11時頃までひたすらランガンして大型を探すも40cm前後までしか見る
事ができず、一度ランチ休憩で上がって再度作戦会議
→ 夕マズメに向けて
少々位置を変えて狙ってみようとなりました。
午後14時過ぎに戦場に戻ってみると更に波が高くなり、午前中はまだマシ
だった濁りが酷くなってます!?この濁り、、、ど~やら河川から流れ込む
水が原因ではなく、ウネリを伴った大波が海底の砂をひっきりなしに
巻き上げて引き起こされているよう。
80m前後から沖は全く濁りが無く薄グリーンの透き通った水が見えてるので
遠投してそこを狙ってみよ~と35gのジグにチェンジしておもいっきり
ファイヤ~!まさに着水した瞬間に、
グイイイッ!ガンガンガン やっとこさまともなサイズが来たか!?と慎重にランディング、
むむむ、
40cm アメマス。
それでもローソクサイズよりはマシですからこやつをキープしようとすると、
隣でシロクマさんがマジっすか!?と驚いた様子で苦笑い中。
あはは、以前から同じクラブの北海道メンバーらに聞いても海アメは即ポイ
ですよ~やら、美味しくないからまず持ち帰る人は居ないと話してましたし、
こやつをキープする人は相当珍しい!?(爆)
そんなこんなやりとりをしてるうちに大きな波が打ち付けてきて魚は引き波に
連れられて海に帰ってゆきました、、、
夕マズメが近付いてくると地元と思われるおっちゃんと学生らしき若者が入って
来られて河口付近で並んでキャスト。しばらくするとおっちゃんの方にさっき
わたくしめが撃沈したのと同じくらいの海アメが掛かるも針を外した途端足で
蹴り飛ばし海へポイ!?続いて若者にも掛かるがこれまた即ポイ、、、
ちょ~どお兄ちゃんと話す機会があったのでいろいろ伺ってみるとみなさん
終盤になってはいるものの海サクラを狙っているよ~でアメマスは?と聞くと、
あ~~~、単なる外道で持ち帰りはしないですねと即答。
やはりアメマスは誰にも歓迎されない外道魚のよう。(爆) そんな中、群れが回ってきてたのか?今度はJCAの投げてたルアーにもガツン
と強いアタリが出て、テンションと共にドラグが走ります!
ジリリリ、ジイッ!
51cm アメマス撃沈。
正直、ど~しよ~か迷いました、、、
なんせわたくしめがランディングしているのをみなさん横目でチラっと見られ
当然リリースよねって反応、、、だけど冒頭にも書いてましたよ~にこやつを
一度食べてみたくやって来てますので素早く締めて
→ ビニール袋へ ♪
50cmクラスだとアベレージサイズと思われますし、下手にもっとデカい
個体にこだわってしまうと1匹もお持ち帰りできない可能性もありますから
とりあえず安全策と取ってゆきましょう。(笑)
海サクラの気配が無いと察知されたお二人は早々と撤収してゆかれ、また我ら
2人だけに、、、河口から駐車スペース前まで戻りながら一定距離移動しては
キャスト&リトリーブ、時にトゥイッチやジャークなど加えてイレギュラーな
動きを演出しながら魚を探しますがノーバイト。
結局、夕マズメは全く反応が無く終了。
釧路市内へ戻って日帰り温泉でポカポカ ♪
→ 炉端焼き発祥の地としても
有名な所ですから、ぜひとも今夜は炉端焼きに行きましょうと!また、食べ
終わったら仮眠を取る道の駅まで移動しないといけない上、明朝も早いので
ノンアルコールビールで乾杯&美味しい焼き物をたくさん食べてきました。
【使用タックル&仕掛け】 ■ ロッド: ダイワ・モアザンAGS 121XH カムイトゥクシー
■ リール: シマノ・'14ステラ 4000HG
■ ライン: シマノ・ピットブル8 2号
■ リーダー: サンライン・システムショックリーダーナイロン 35lb.
■ ルアー: ジャクソン・ピンテールチューン 90mm 27g
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