あれからまだ1ヵ月も経って無いのに着陸前の景色からはすでに白い雪は
消え去ってごくごく普通の風景が広がっておりました。
離陸直後から爆睡状態となり目覚めた頃にはドリンクを配り終えゴミ回収中!?
間もなく降下開始って頃でしたからさすがに今から何か飲み物頂けますかぁ~?
とも言い出せずにそのまま窓の外を眺めて到着、、、ある意味あっという間に
1時間40分が過ぎ去ってくれたのでプロペラ音も気にならずに良かった?(笑)
伊丹空港でも仙台含め東北方面へのほとんどの便は悪天候の為、他の空港へ
行くかここ伊丹へ引き返す可能性もあり!との条件付き運航がされており、
確かに着陸直前はもの凄い風で揺れに揺れまくっておりましたわ~。ちょ~ど
西から東へ爆弾低気圧とまではいかないものの巨大な低気圧が横切っており
ここ
「青森県」もまさに通り過ぎた直後って感じでしょうか!?
レンタカーで街中を走っててもかなり強烈な横風に煽られてハンドルを取られ
そ~になる度合いで、荷物を止め置きしてある中継地のクロネコセンターに
近付けば近付く程、風は激化!これだけ酷ければ絶対釣り人はおらんわ~と
確信できちゃうレベルです。
ガラッガラのバイパスを終点まで走り、怪しげな日本原燃の施設群が見え始めた
所でまずはスーパーに立ち寄ってごっそり食料を買い出し
→ のんびりペース
でいつもの戦場へ向かうことに。
げげっ!?何これっ
「むつ小河原港」 こんなコンディション見たことないかも!?
いや、相当前にも似たよ~な感じになってた時もあった気はしますが、荒れに
荒れまくった爪痕か?水はコーヒー色に濁りおそらく沖から入ってくる東の強風
の影響もあり水面のあちこちに流れ藻が浮遊中!今思い出しましたけど毎年4月
に入り暖かくなると藻が切れて流れ藻大量発生するんでしたわ~、、、以前は
沖堤でヒ~ヒ~言ってたのを思い出しました。
荒れている予報が入ってるからこそのんびり行っても戦い慣れたコーナー部
確保も容易だろうと考えておりましたが、逆にここまでコンディションが悪いと
果たして釣り自体ができるのだろうか?と不安になっちゃいます。
特にコーナー部から港の入口付近に掛けて濁った泡と流れ藻が酷かったので
少し奥へ戻った位置で陣取るのもありかも?って一瞬思うも、この港は結構
頻繁に大型タンカーや作業用台船が入港して来るのでその停泊スペースとなる
奥にかけての護岸は途中で釣りができなくなる可能性もあるんですよね~、、、
腰を据えてじっくり粘るつもりなら下手に危険な掛けをするよりいつもの
コーナー部に入っておく方が無難と流れ藻覚悟で陣を張ることに。
三脚だけ並べてまずは2本だけ試しに投げてみますが、案の定即行ラインに
流れ藻が絡み → ウネリの伴った波によって次々と他も絡んで最終的には
巨大な塊になってしまって竿を引っ張ってゆきます!?はっきり言ってこれじゃ
全く釣りが成立しないのでまずはタモを使って足元付近を浮遊している流れ藻
の撤去作業から始めることにします。
まっ、事前の予報からしても初っ端からまともな釣りができるとは思って
おりませんでしたが、さすがにここまでとはねぇ~。参った!
到着したのが午後16時前でそこから流れ藻撤去を始め、同時に送った荷物や
車内の整理もしているとみるみる時間は過ぎ去り間もなく夕マズメ、、、
一体いつになったら本格的に作戦開始できるのか?やら考えてると急に風が
真逆の西に変わって背後から沖へ向かっての出し!いつもは砂塵がおもいっきり
吹き付けてくるので閉口させられる風も今日ばかりはまさに恵みの風 ♪
出しの強風に押されて徐々に水面の泡や流れ藻は港から沖へ移動!
イコール、これより作戦開始ができるコンディションとなりましたっ ♪
グイグイグイグイ! 1投目から待ってましたかのよ~に生体反応アリ ♪
44cm マコガレイ撃沈!
いきなりこのサイズが出てくれると自然と顔もほころびますわ~。
最初はヘドロみたいな泡に流れ藻、おまけに未だ取れてない濁りの影響もあって
サッパリかもと思ってただけに嬉しさ倍増?(笑)
風向きは変わっても強度は一切変わらず強いままですから竿先を見てアタリを
取るって事までは叶いませんが、カレイは仕掛けをサビいたりなど竿を持った時
に伝わってくる感覚の違いで十分魚の有無が確認できるので問題無しかな?
グゥ~~~ッ ♪ 10分もしないうちに風に乗せて遠投してた竿に重量感!
45cm マコガレイ ♪
夕マズメの時合いかもと出遅れたのを取り戻すべく超~はりきるもこれっきり
アタリは途絶えてしまい真っ暗に、、、
時期によってパターンが顕著に変わるこのエリアのマコガレイ、先月は時合いと
思ったらバタバタとコンスタントに良型が釣れてきましたけど今時期になると
そうはいかず微妙、、、ただ今のところアタった個体はどちらも40cmオーバー
とサイズは満足のいくものばかりですから今回は数釣りとゆ~感覚は持たずに
一発デカイのを求めて頑張ってみましょう。
昼間は暖かさを感じれてもここは青森!夜間はまだまだ極寒になるので防寒着を
着込んで暖房ギンギンの車内で待機、、、一応竿先ライトを凝視はするものの
、、、あはは、竿先が常に風で叩かれている状態ですから全然無意味でしたっ!
来る時の機内でちょこっと仮眠しただけでは溜まりに溜まった寝不足は解消
されず再び車内でうたた寝の繰り返し、、、その上、大きな雨雲が接近して
きたみたく午後19時半には土砂降りとなり車内に缶詰めに、、、
それでも小降りになったタイミングを見計らって外に出てはエサチェックを
行っていると毎回じゃないけどたま~に魚が付いてたりとでず~っと放置プレイ
もできません!せっかく乾いたのにまた濡れる~みたいな、、、(泣)
しかし時間が経てば経つほど魚の付いてる確率は減り、最終的にはどれだけ
放置してても全く触られた形跡すら無い状態に、、、こうなると負の連鎖の
始まりでうたた寝頻度も高くなれば、次第に気持ち自体がダラけてきて完全に
ノックアウト!いつの間にか車内で爆睡モード突入。
午後23時、もの凄い物音で目覚ましたっ!? 今まで時折小降りになったりしてたはずの雨は治まるどころか激化してたよ~で
車の天井をバチバチバチと当たると痛そうな音を立てて、更には突風混じりの
爆風も混じって等間隔にドン!ドン!と薄気味悪い音を立てて車をグラグラ
揺らしてくる最悪な状態、、、
まさにそのタイミングで相方、
SurFreyjaの
“秀さん”が到着されましたが、
外に出るのは危険なレベルまで達してるので電話で治まってからにしましょうと
決めて再び車内待機となりました、、、引き続きドン!ドン!ドンッ!?と
恐ろしい音がしてその度に車は大きく揺れ、タックルは三脚もろ共なぎ倒されて
いきますが外に出れないのでやむなく放置、、、
こりゃ、先日の北海道より酷いかも!?
日付が変わり、、、午前2時を回り、、、午前4時になっても雨風共に治まる
気配はなくドン!ドン!という音続いてます、、、秀さんも早くに到着した
のに一歩も外にさえ出れない状況下、非常にもどかしいだろうなぁ~と
思いながらひたすら最新の天気予報と睨めっこ、、、一応、夜明け後の午前6時
を過ぎるとやや風が治まる予報にありそれを期待して待ちました、、、
そして午前7時半過ぎ、雨も上がり、風に関してはまだまだ強いものの突風は
消えてくれたのでやっとこさ車から外へ出る事が許されました。
かれこれ10時間近くも放置してあった倒れた竿と三脚を起こして仕掛け回収&
ラインが変な方向へ流れちゃってるものもあれば大量の流れ藻が引っ掛かって
水揚げされてくるもの、またエサも綺麗に残って返ってくるものもあります。
そんな竿の中には一体いつから付いてたのか?さえ分からないものの、ズッシリ
と重量感のあるものもあり手前に寄せて来れば来るほど覚醒したかのよ~に
下へ潜る抵抗を見せ始めましたっ!
グイグイグイグイッ
46cm マコガレイさん、おはよ~ございます ♪
ランディングと同時にバタバタ元気に暴れだしましたからきっと針掛かり後
そんなに経ってないか、じ~~~っとしてたかのどちらかでしょうねぇ。(笑)
あれだけの濁りに雨&爆風が加わり最悪コンディションの初日になったわりには
魚の食いは良い方だったんのかも?もしそうだとしたら戦いたくても戦え
なかった昨夜の時間が悔やまれますわ~、、、
さてと、ここからは2日目に突入となりますので、
一旦釣果を締めてアップしたいと思います。
あっ!釣果とは全く別の話にはなるけど、ちょ~どさっき昨夜のこの戦場付近の
最大瞬間風速を調べてみるとありえない数値が記録されておりましたっ。
最大瞬間風速: 22.7m!? ヤバいんでないかいっ。
秀さん曰く、こちらへ来る時に宮城県では突風で木が倒れてたり岩手県の内陸部
ではもの凄い雨と風で一部高速も通行止めにまでなってたそ~な、、、
「台風並みやん!」 と思った貴方!これ押してちょ →